長野県のテロワールを満喫する農家&ワイナリーステイ
風土が醸す発酵食は長野県のテロワールそのもの

長野県は日本の屋根と謳われる日本アルプスを擁し、急峻な山と身近な里山が幾重にも連なります。山に降る雨や雪は表流水となって山肌を流れ、あるいは伏流水となって地下に潜り、山のミネラルを含んだ清水が暮らしを潤します。
山裾には畑が広がり、水はけを好む果樹にとっては、まさに適地。昔からリンゴなどの果樹園が広がり、最近ではワイン用ブドウの栽培も盛んです。傾斜地は水はけだけでなく風通しも良いので、病虫害の発生をおさえつつ、農薬の使用も最小限におさえられます。
高地では冷涼な気候を好む野菜が栽培され、平地には水田が広がり、一等米比率の高さで全国トップクラスを維持し続ける高品質のお米が収穫されています。
長野県全体が比較的乾燥した気候で、日照時間が長く、一方で昼夜の寒暖差が大きいので、農作物は日中につくり出した栄養や旨みを夜間に消耗することなく、たっぷり蓄えます。だから長野県の農産物は、ことのほかおいしいのです。
農繁期に一斉に収穫される農産物は、昔から保存食に加工して、長く厳しい冬に備えてきました。そこには冷涼な山間地ならではの知恵と工夫がたくさんつまっています。発酵食もそのひとつです。
貴重な米を節約するため米麹を使わない「味噌玉造り」が、長野県の中信地方には今も残る。蒸してつぶした大豆を丸めて数週間置き、菌が繁殖するのを待つ。チーズのようなさわやかな酸味と濃厚な旨味のある味噌になる(イメージ写真)
木曽谷に伝わるすんき漬は、かつて貴重だった塩を使わずに赤カブを乳酸発酵させる(イメージ写真)
海のない長野県では〝だし〟に頼らぬ発酵文化が醸成されてきました。味噌をベースにした甘辛い料理に濃厚な地酒を合わせるのは、かつては何よりのごちそうでした。
そうした味噌、醤油、漬物、日本酒などの伝統的な発酵食に加えて、近年ではワイン、シードル、チーズ、生ハムなど新たな発酵食が造られて、長野県の食文化はより豊かに、より多様になっています。
農家&ワイナリーステイという農家民泊のあり方

長野県の発酵食の中でも近年、特に注目されているのがワインとシードルです。長野県は、ワイン用ブドウの出荷量で日本一、国産ブドウのみでつくる日本ワインの生産量は山梨県、北海道に次いで3位です。そして、リンゴは青森県に次ぐ生産量を誇ります。
かつては冷涼すぎた地も温暖化の影響でワイン用ブドウの栽培が可能となり、以前は標高800mが栽培の限界とされましたが、近年では標高1000m超の地でブドウを育てる農家もいて、長野県全体が栽培適地となっています。
長野県のテロワール・ツーリズムでは、その土地の魅力を深く知り、長野県ならではの食文化を楽しむ旅を提案しています。そこにはワインやシードルが欠かせません。そこで取り上げたいのが農家&ワイナリーステイです。
長野県には昔から「農家民泊」といって、宿泊や食事だけでなく、農作業や伝統行事など農村の暮らしを体験できる宿が営まれてきました。
ちなみに民泊は民宿と異なり、民泊は「民泊新法」とも呼ばれる2018年施行の「住宅宿泊事業法」に基づき、年間180日以内であれば個人が自宅を宿泊場所とすることができます。民宿はホテルと同じ「旅館業法」に基づいて宿泊者専用の建物で営まれます。
旧来の農家民泊は、トイレやお風呂が家主と共用の場合も多かったのですが、最近では一棟貸切タイプが増え、サウナや薪ストーブ付き、ペット同伴可など、それぞれの魅力を備えた施設が増えています。
農家やレストラン、ワイナリーが営むオーベルジュタイプの民泊では、その地の食材を生かした食事とともに、ワインやシードルなどが味わえて、ほかにはない魅力となっています。
飯田市・太陽農場が営む農家民泊「Cider Barn &more」

飯田市にある太陽農場は、リンゴやブナシメジなどを生産する一方で、2023年から農家民泊「Cider Barn &more(サイダーバーン・アンド・モア)」を営んでいます。太陽農場の代表取締役である殿倉由起子さんと夫の健一さんが切り盛りしています。
イギリスには「Cider Barn」の名を掲げる宿泊施設やレストランがいくつもあります。「Barn」は英語で「農家の納屋」という意味。ファームステイの盛んなイギリスには、納屋や厩舎を改装した建物で、まさに農家民泊を営む施設が数多くあるのです。
由起子さんはそれに倣い、さらに滞在しながら農業や南信州のことをもっと知ってもらいたいという思いを「&more」に込めました。
専業農家の3人姉弟の長女として生まれた由起子さんですが、家業を継ぐ気はまったくなく(「むしろ当時は農業が嫌いでした」と由起子さん)、イギリスの大学へ5年間留学して国際観光学を専攻します。帰国後は都内のホテルに勤務し、そこで現在の夫である健一さんと出会いました。
健一さんの農業をやりたいという思いに応え、そして子育てのしやすい環境を求めて、Uターンしたのが2011年のこと。東日本大震災も移住の後押しとなりました。
1階ラウンジの大きな窓から、天竜川対岸の中央アルプスがよく見える。ラウンジでは予約制のカフェ営業も行う
客室には根羽村産の杉を多用している。全4室。ファミリールームのほかにツインルームがある
夫婦そろって太陽農場に就農し、いずれは自分たちのつくる農産物を提供する場を持ちたいという思いを胸に、由起子さんは野菜ソムリエプロの資格を取得。さらにシードルの普及活動にも加わります。
農業の傍ら、いくつものイベントに参加したり、主催したり。多くの人と関わりながら、夫婦それぞれの経験と新たなネットワークを築いていきました。
2020年には酒販免許を取得して、飯田市「喜久水酒造」に委託醸造して、自園のリンゴでシードルをつくりました。リンゴの果汁を発酵させて発泡したシードルは、イギリスでは「サイダー」と呼ばれ、由起子さんも留学中に親しんでいたのです。
Cider Barn &moreの1階ラウンジにはバーカウンターがあり、自園産のほか長野県産や海外産のシードルが常時10種ほどそろいます。ほかにもクラフトビールやカクテルが種類豊富で、宿泊客はチェックイン後から夜の10時半まで、いろいろなアルコールを楽しむことができます。
お楽しみの夕食は、由起子さん自ら腕を振るいます。料理はどれも太陽農場の野菜や地元産の食材をふんだんに使っています。「宿をやりたいという思いより先に、自分たちのつくった農産物を食べていただく場が欲しいと思っていました」と由起子さんは言います。
メインディッシュは豊丘村・信美豚のソテー。天龍村の伝統野菜「ていざなす」にはトマトとケッパーのソースを添えて
前菜はブナシメジのソテー、モロッコインゲンとジャガイモのフライ、ミニトマトのマリネ
じゃがいものポタージュと、喬木村産「スピカの小麦粉」を使ったパン
季節の野菜のリゾット。シメジ、インゲン、パプリカ、トマトが彩り豊かで、ベーコンとチーズの塩気と風味が効いている
宿泊客は県内外からだけでなく、外国からも多く、その国籍はフランス、ドイツ、イギリス、香港、台湾などさまざま。さらに海外からの視察やインターナショナルスクールの生徒の訪問もあって、小さな宿から国際交流の輪が広がっています。
天職とも思えた観光業から転身し、夫とともに農業に飛び込んだ由起子さんですが、今では観光面からも地元を牽引しているようにみえます。これまでやってきたことすべてが農家民泊に結実しているのでしょう。
Cider Barn &more(サイダー・バーン・アンド・モア)
https://marusun.online/about/
住所|飯田市下久堅下虎岩41-2
連絡先|070-3197-0412

Cider Barn &more の朝からはじまる伊那谷の楽しみ方

ぐっすり眠って目覚めの良い朝にいただくのは、目にもうれしい野菜たっぷりの和御膳です。野菜メインの小鉢が5〜6種に、具だくさんの味噌汁がついて、自社のはざかけ米を炊いた白飯はおかわり自由。リンゴジュースとリンゴがつくのもうれしいところ。
食後は、太陽農場のリンゴ畑へ。健一さんが出迎えてくれました。下久堅(しもひさかた)地区は天竜川の左岸にあり、飯田市街地とは対岸に位置します。秋の澄んだ空気は気持ち良く、リンゴ畑からは中央アルプスがよく見えます。
下久堅ではかつて、おもに紙漉きや養蚕が営まれてきましたが、洋紙の普及や蚕業の衰退もあって、桑畑はリンゴ畑へと姿を変えてきました。また、近年では高密植わい化栽培への切り替えが進み、畑の様子も変わってきています。
リンゴ畑は宿から標高は上がり、中央アルプスの山並が一望できる
向かって左は昔ながらのリンゴ畑。右はわい化栽培に切り替えた畑
わい化栽培のリンゴ畑では、台木に接木をした様子がよくわかる
わい化とは、コンパクトに育つ性質の台木に接木をする技術です。樹木の高さをおさえることで作業が容易になり、果実ひとつずつの手入れが行き届き、面積あたりの植える数が増えるので収穫量が増えます。近年、広がっている高密植わい化栽培は、さらに密に木を植える方法です。
健一さんの話を聞き、リンゴの根元に目をやれば、台木から接木の伸びる様子がよくわかりました。さらに健一さんに「シナノゴールドは、お尻の部分が開いたものが食べ頃」と教えてもらいながら、収穫体験をしました。
取材時はシナノゴールドが収穫時期をむかえていた
シナノゴールドは、お尻の星が開いたら収穫のサイン
宿を辞して、向かうは天龍峡。天竜川が削り出した南北約2kmにわたる美しい峡谷です。駐車場から遊歩道が整備され、奇岩断崖には吊り橋がかかっています。見下ろすと、船頭の操る舟が横切っていきました。天竜峡では、天龍ライン遊舟が営む「天竜ライン下り」が楽しめるのです。
天竜川の舟下りは、もともと飯田市の弁天や時又などの港から天竜川河口の港を結ぶ物資輸送の手段でした。さらに、1917年には遊覧専門の川下りが開始されました。
さかのぼれば江戸時代には伊那谷から膨大な量の材木が伐り出され、関西方面や江戸まで運ばれました。なかでも現在の大鹿村一帯は豊かな森林資源に恵まれて、屋根材となる榑木(くれき)という短い材木や、江戸城天守閣の造営のためには長さ30mもの巨木が天竜川を下ったといいます。
国の名勝に指定されている天龍峡。一帯は公園が整備され、温泉宿や日帰り入浴施設が点在する
「つつじ橋」と名づけられた吊り橋から天龍峡を望む。前日の雨のせいで普段は美しい緑色の水が濁っていた
天龍ライン遊舟が営む「天竜ライン下り」の舟
現在では、弁天港と時又港を結んで、南信州リゾートの営む「天竜川和船下り」が運航しています。
時又港に集合してシャトルバスに乗り込み、上流の弁天港へ向かいます(クルーズ船で遡上する周遊プランやラフティングのプランもあります)。弁天港でまず、天竜川や舟下りの歴史、和船の造船技術についてなど教えてもらいました。
和船は、日本の伝統的な造船技術によって造られた木造船で、全長12mほどの細長い舟の船首と船尾に船頭が立ち、長い櫂(かい)や竿で舟を操ります。
もっとも水運が盛んだった時期には、3000人以上の舟乗りや筏乗りが働き、船頭たちが冬場の仕事として造船を行っていたといいます。今も船頭たちが操船とともに造船技術を継承しています。
舟に乗り込み、弁天港から時又港まで、約6kmのコースを35分かけて下ります。しばらくは穏やかな浅瀬が続き、「おしり岩」「うさぎ岩」などの楽しい景観を楽しみます。アーチが美しい南原橋あたりから川幅が狭まり、「鵞流峡(がりゅうきょう)」にさしかかります。
アーチが特徴の南原橋あたりから鵞流峡(がりゅうきょう)がはじまる。川幅が狭まり、早瀬になる
水飛沫の上がる急流では水よけでガードしつつ、歓声が上がる
流れの穏やかなところで特別に、櫂を巧みに操って船首の向きを変えてくれた
船側(せんそく)に取りつけられたビニールで水しぶきを避けながら、それでも降りかかってくる飛沫に歓声が上がります。川に削られた奇岩が両岸に続き、最大の難所を越えたら、やがて赤い天龍橋が見えてきます。流れは再び広く穏やかになり、時又港に入港します。
かつては天竜川の流れにまかせ、伊那谷から生糸や干し柿、材木や米などの荷を運びました。上りは帆を張り、人力でも引っ張って、遠州から塩や魚介類などが運ばれたといいます。
ダムの建設や鉄道の開通で舟運は役目を終えましたが、今は観光遊覧船として親しまれ、天竜川の歴史や、そこに息づく文化を教えてくれます。
天竜川和船下り(南信州リゾート)
https://mr-tenryu.com/
住所|飯田市時又1019
連絡先|0265-49-0075

長野県のテロワールを満喫するワイナリーステイ
長野県には2025年末時点で93のワイナリーがあります。戦前から営む老舗のワイナリー、ワイン好きが高じて脱サラあるいは定年した人がかまえたワイナリー、企業や組織が本業とは別に立ち上げたワイナリーなど、その背景はさまざまです。
なかにはレストランを併設したり、宿泊施設を設けたり、ワインだけではない魅力を発信しているワイナリーもあります。ここでは、ワイナリーが営む宿泊施設、あるいはワイナリーを立ち上げた温泉宿を紹介します。
song1階のレストラン。同じ日に食事または宿泊を予約した客が、ともにテーブルを囲む ©︎song
薪火料理をいただきながら、キッチンで料理人と話したり、庭の焚き火にあたったり、思い思いに過ごせる ©︎song
songの周囲に広がる、垣根仕立ての美しいワイン用ブドウ畑 ©︎song
小諸市御牧ケ原にある「薪火ダイニングsong」は、ジオヒルズワイナリーの敷地に建つオーベルジュです。ワイン醸造家の家に見立て、レストラン利用者と宿泊者が大きなテーブルを囲み、「主人がもてなす食卓」を意味する「ターブルドット」スタイルで食事が供されます。
1階のレストランは12席。料理は電気やガスを一切使用せず、薪火のみで仕上げます。周辺農家から仕入れる旬の野菜や果物に加え、スタッフ自ら山に入り捕獲・採取したジビエや山菜、自社の水田で育てたお米など、この地の風土を表現する旬の食材が使用されます。
2階のゲストルームは1日1組限定。南向きの大きな窓からは、間近に浅間山、遠く北アルプスや八ヶ岳の山並み、はるかに富士山も望めます。そして夜になれば眼下のブドウ畑の向こうに佐久平の夜景が広がります。
開店直後から料理がはじまるまでの1時間、案内人とともに自社のブドウ畑や周辺を歩いてめぐり、食事の前からこの地のテロワールを感じることができます。
中棚荘の旧館「大正館」2階の客室。新旧館ともに全室から緑豊かな庭を望む ©︎中棚荘
源泉かけ流しの美肌の湯。写真の大浴場のほかに貸切風呂もある ©︎中棚荘
ジオヒルズワイナリーは、小諸市で温泉旅館「中棚荘」5代目の富岡正樹さんが立ち上げました。1898年創業の中棚荘は、島崎藤村に愛された宿としても知られています。
富岡さんは、小諸の土で育つ農産物で宿泊客をもてなしたいと考え、以前からそばや野菜を自社農園で栽培してきました。
小諸のテロワールをあらわす究極のものとして自社ワインを作ることを志し、2002年からワイン用ブドウの栽培をはじめ、2018年に念願のワイナリーを設立しました。息子の隼人さんが醸造責任者を務めています。
シャンブルドットの営業は週末のみ、2組限定。ワインつきディナーと朝食 ©︎Rue de Vin
朝・夕食ともにワイナリー併設のカフェレストランでいただく ©︎Rue de Vin
Chambre d’hôte Rue de Vin(シャンブルドット・リュードヴァン)は、東御市のワイナリー「リュードヴァン」の小山英明さんが営む宿泊施設です。
ワイナリー併設のカフェレストラン・リュードヴァンでのディナーとフレンチスタイルの朝食が楽しめ、ディナーはコース料理に合わせて、リュードヴァンの本格スパークリングワインからデザートワインまで、幅広いラインナップが5~7種類楽しめます。
ワイナリーや宿の周囲には、長い年月をかけて美しく整えられたブドウ畑が広がります。リュードヴァンのワインは高品質で知られ、なかには入手困難な銘柄も。県内外にファンが多く、収穫時期には多くのボランティアが訪れます。
彼らの楽しみのひとつがシェフ特製のまかない。この料理をワインとともに満喫するためには、ワイナリーステイが最適解です。
追分屋旅館の露天風呂つきの客室「離れや湯らく亭」は専用通路の奥にあり、隠れ家のような雰囲気 ©︎追分屋旅館
ドメーヌ・ド・ユノハラのワインとのペアリングが楽しめるセットもある ©︎追分屋旅館
松本市・美ヶ原温泉にある「追分屋旅館」は、3代目の花岡秀敏さんがソムリエ資格を持ち、ワインサーバーを備えるなど、以前から長野県産ワインを堪能できる温泉宿として知られていました。
宿の料理に合うワインづくりを目指し、2023年にワイナリー「ドメーヌ・ド・ユノハラ」を開設。若いスタッフがワインづくりに邁進しています。
美ヶ原温泉の位置する山辺地区は「長野県ブドウ発祥の地」。自社畑は温泉街を抜ける「文学の小径」と名づけられた遊歩道の途中にあり、かつて生食用ブドウの畑だった休耕地を自分たちの手で開墾しました。
情緒ある温泉街を散策して、ブドウ畑やワイナリーに立ち寄り、旅館に戻ってテラスの足湯で休み、料理に合わせたワインペアリングを楽しみ、最後はゆっくり湯に浸かる——そんな楽しみ方ができる宿です。
song
https://song-mimakigahara.com/
住所|小諸市山浦富士見5656
備考|食事のみの利用も可。専用サイトから要予約

中棚荘
https://nakadanasou.com/
住所|小諸市乙1210
連絡先|0267-22-1511(受付は9時~19時)

Chambre d’hôte Rue de Vin(シャンブルドット・リュードヴァン)
https://ruedevin.jp/hotel/
住所|東御市祢津405
連絡先|hotel@ruedevin.jp
備考|金・土・日曜のみ営業、予約の際はメールで要問合せ

追分屋旅館
https://www.oiwakeya.com/
住所|松本市里山辺1145
連絡先|0263-33-3378

構成:フィールドデザイン 取材・文:塚田 結子(編集室いとぐち) 撮影:窪田 真一
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