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松本城から10分圏内!松本城周辺の散策・観光スポット12選

松本城とあわせて観光しやすい、おすすめスポット12選。松本城から徒歩や車、バスを利用して10分以内にアクセスできる城下町の観光スポットをメインにご紹介します。


首都圏や名古屋圏から車で3時間弱とアクセスが良い長野県松本市。日本に現存する十二天守のうちの一つ、国宝松本城は、日本アルプスを背景にそのコントラストが美しすぎると人気です。松本城の観光とあわせて城下町巡りやアート鑑賞など、ぜひ足を運んでみませんか。

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TOP PHOTO:松本城と松本駅のちょうど中ほどに位置し、蔵造りの建物が多く残る「中町通り」
 

松本市内のバス路線図・時刻表については松本市のサイトをご確認ください。
松本市内バス路線図・時刻表

01 四柱神社(よはしらじんじゃ)

長野県最強のパワースポット「四柱神社」


縁結びのご利益で有名な四柱神社

さまざまな願い事が叶うと言われているパワースポット「四柱神社」。
その理由は祭神にあり、徳の高い四柱(天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神)が祀られていることは、全国的にも珍しいとのこと。ご利益を求めて、国内外を問わず多くの人が参拝に訪れています。
境内には、さまざまな木や花が植えられている緑の小路があります。秋には紅葉が美しく色づき散策を楽しむことができます。四柱神社の周辺にはお洒落なカフェやクラフトショップも多く、女子旅にも人気観光スポットです。

【INFORMATION】

スポット名:四柱神社(☞公式サイト
アクセス:松本城より 車で約3分、徒歩約7分
住所:長野県松本市大手3-3-20(Google Maps
電話:0263-32-1936
営業時間:参拝 24時間可能/授与所(御神札・御守授与時間) 9時~16時30分/祈祷受付 9時~16時
料金:入場無料

02 中町通り

城下町の風景を残す商店街「中町通り」


土蔵造りの家屋が中町通りの付近には多く残ります © GoNAGANOアーカイブ記事

松本城と松本駅のちょうど中ほどに位置し、かつて城下町として繁栄した通りです。古い建物をリノベーションしたお洒落なカフェやご当地グルメのお店が軒を連ね、思わず立ち寄りたくなるお店がたくさんあります。散策しながらの食べ歩きも旅の醍醐味ですね。
中町のシンボルともいえる「中町・蔵シック館」では母屋と離れは無料で見学ができ、喫茶室として利用されている土蔵でカフェ時間を楽しむこともできます。

【INFORMATION】

スポット名:中町通り(☞公式サイト
アクセス:松本城より 車で約3分、徒歩約9分
住所:長野県松本市中央3-2-14(Google Maps
電話:0263-36-1421(中町商店街振興組合)

03 なわて通り商店街

レトロな雰囲気が漂うカエルの街「なわて通り」


女鳥羽川(めとばがわ)沿いの長い土手に並んだ露天商が発祥です © GoNAGANOアーカイブ記事

松本城から歩いて約5分、個性的なお店が長屋風に軒を並べる商店街「なわて通り」。昔ながらの金物店や生花店、そしてすてきな雑貨店など個性あふれるショップがオープンしています。
なわて通りは「カエルの街」とされています。その昔、近くを流れる女鳥羽川には清流を好む「カジカガエル」が生息していましたが、残念ながら今はその姿を見ることが出来ません。カエルの復活を願って、街の中にはカエル大明神やカエルの石像などがあります。散策しながらカエルたちの世界に思いをはせてみませんか。

さまざまな場所で見かけるカエルのモチーフ © GoNAGANOアーカイブ記事

【INFORMATION】

スポット名:なわて通り商店街(☞公式サイト
アクセス:松本城より 車で約4分、徒歩約7分
住所:長野県松本市大手(Google Maps
問い合わせ:公式サイトのお問い合わせフォームより連絡

04 善哉酒造(よいかなしゅぞう)株式会社

名水「女鳥羽(めとば)の泉」の仕込み水で醸し出される銘酒


歴史と長野県の自然に恵まれた城下町松本の銘酒です ©善哉酒造株式会社

かつては松本にも数多くの蔵元がありましたが、今は市街地に残る唯一の蔵元が「善哉酒造(よいかなしゅぞう)株式会社」です。厳選した酒米とともに敷地内から自噴する湧水「女鳥羽の泉」を使用し、冷涼な空気が佇む蔵を舞台に伝統の酒造りを伝承する蔵人が入魂の名手を造ります。
善哉酒造の敷地内地下30mから自噴している湧水「女鳥羽の泉」は、環境省が認定した「平成の名水百選」の“まつもと城下町湧水群”のひとつです。誰でも気軽に利用することができ、ペットボトルやポリタンクなどを持ってきて水を汲んでいく人の姿も多く見られます。

誰でも気軽に利用することができる名水 © GoNAGANO観光データベース

【INFORMATION】

スポット名:善哉酒造株式会社(☞公式サイト
アクセス:松本城より 車で約5分、徒歩約13分
住所:長野県松本市大手5-4-24(Google Maps
電話:0263-32-0734
営業時間:月~土 8時30分~17時(定休日:日曜日・祝日・夏季休暇・年末年始) ※詳しくは公式サイト参照
利用料金:湧水の利用は無料

05 源智(げんち)の井戸

城下町形成前から利用され続けている井戸


地元の有志による「井戸を守る会」にて環境整備を行っています © GoNAGANO観光データベース

「源智(げんち)の井戸」は松本市内にある名水の一つで、城下町が形成される以前から飲用水として使われていました。井戸の水は毎分約200リットルの湧出量を誇り、地元だけでなく市外の人々にも人気が高く、多くの人が水を汲みに来ます。
松本城周辺は、周辺の山々から浸透する地下水が豊富で、井戸や湧水所が点在しています。2008年6月には、環境省による「平成の名水百選」に、「まつもと城下町湧水群」が選定されましたが、「源智の井戸」はその代表的なもののひとつ。コーヒーや和菓子にこの名水を使っている店もあります。

軟水の多い日本列島では珍しい硬水の天然水とのこと © GoNAGANOアーカイブ記事

【INFORMATION】

スポット名:源智の井戸(☞公式サイト
アクセス:松本城より 車で約5分、徒歩約13分
住所:長野県松本市中央3丁目3-741-ホ(Google Maps
電話:0263-34-3292(松本市役所文化財課)

06 松本市時計博物館

世界中の古時計を動いている状態で展示


外壁に設けられた巨大な振子型時計の大きさは、全長11m、振り子5.6m ©松本市公式観光フォトアーカイブ

松本市時計博物館は、主に18世紀から20世紀の古今東西のさまざまな貴重な時計などを展示。代表的コレクションであった本田親蔵の古時計コレクションに市民からの寄贈の時計などと共に600点以上の時計資料を所蔵しています。常時約110点の時計と関連資料を展示換えも行いながら紹介。
最大の特徴は時計をできる限り動いている状態で展示していること!時計の見た目だけでなく音にも注目すると、秒針を刻む音やチャイムに時計それぞれの個性を感じられます。博物館1階にあるショップには展示図録や資料、オリジナル時計などのグッズなどが販売されています。プレゼントやお土産におすすめです。

「現代・未来の時」コーナー。昔と現代の松本市の歴史を知ることができます ©松本市公式観光フォトアーカイブ

【INFORMATION】

スポット名:松本市時計博物館(☞公式サイト
アクセス:松本城より 車で約5分、徒歩約8分
住所:長野県松本市中央1-21-15(Google Maps
電話:0263-36-0969
営業時間:9時~17時(入館は16時30分まで) ※休館日:月曜日(休日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
利用料金:大人(高校生以上) 310円、子ども(中学生以下) 150円 ※詳細は公式サイト参照

07 松本市美術館

草間彌生ファン必見!厳選アートに出会える場所


草間彌生の世界でラッピングされた外観が目を惹きます © GoNAGANOアーカイブ記事

コンセプトを象徴する外観、入口を飾る花をモチーフとした巨大なモニュメントが目を惹く「松本市美術館」。世界的に人気の前衛芸術家・草間彌生の作品です。コレクション展示では、草間彌生をはじめ、彫刻家・細川宗英、書家・上條信山など、松本市にゆかりある作家の作品を鑑賞することができます。常設展のほかにもさまざまな企画展が開催されており、年間を通して楽しむことができます。(企画展については公式サイトをご確認ください)
ミュージアムショップでは、大人気の「草間彌生グッズ」をはじめ、収蔵作品のポストカード、美術関連の書籍などが販売されています。ミュージアムショップのみなら観覧チケットなしでも利用できます。

美術館前に展示されている草間彌生の作品「幻の華」 © GoNAGANOアーカイブ記事

【INFORMATION】

スポット名:松本市美術館(☞公式サイト
アクセス:松本城より 車で約7分、徒歩約19分
住所:長野県松本市中央4-2-22(Google Maps
電話:0263-39-7400
営業時間:9時~17時(入場は16時30分まで) ※定休日:月曜日(祝日の場合は次の最初の平日、8月は無休) 年末年始(12月29日~1月3日)
利用料金:大人 410円、大学生・高校生 200円 ※企画展については展覧会ごとに異なりますので、公式サイトを参照ください。

08 あがたの森公園・あがたの森文化会館(旧松本高等学校)

松本市民の憩いの場


都市の一画に出現する癒しの日本庭園 © GoNAGANO観光データベース

「あがたの森公園」は、大正時代に設立された旧松本高校の跡地に作られました。「あがたの森文化会館」は、旧松本高等学校の校舎です。重要文化財である校舎を保存しながら、市民活動にも活用している施設です。公園の入口から約150mにわたるヒマラヤスギの並木道と、レトロな木造洋風校舎は公園のシンボルとなっています。
愛犬同伴で入場可能な園内には日本庭園や芝生広場などもあり、季節に応じた美しい景色が出迎えてくれます。東屋やベンチも多く、座ってゆっくりと過ごすことも。ドラマや映画のロケ地として、使われることも多い人気のスポットでもあります。
※あがたの森文化会館は、2024年3月末まで耐震工事中です。一部利用・見学できない施設もあります。詳細は公式サイトをご確認ください。

大正時代に建てられた、あがたの森文化会館(旧松本高等学校) ©松本市公式観光フォトアーカイブ

【INFORMATION】

スポット名:あがたの森公園(☞公式サイト)・あがたの森文化会館(旧松本高等学校)(☞公式サイト
アクセス:松本城より 車で約8分、徒歩約23分
住所:長野県松本市県3-1-1(Google Maps
電話:0263-32-1812(あがたの森文化会館)
営業時間(あがたの森文化会館):平日 9時~22時、日曜日 9時~17時 ※休館日:毎週月曜日、祝日(祝日が日曜日にあたる時は日曜日を開館し、月曜日・火曜日休館/月曜日にあたる場合は月曜日・火曜日休館)、年末年始
利用料金:あがたの森公園は入園無料。あがたの森文化会館の利用料金は、公式サイトをご確認ください。

09 浅間温泉

開湯1300年の歴史を有する城下町松本の“奥座敷”


浅間温泉の湯坂通り。坂のある景色の変化ある道の街歩きを楽しめます

松本城から一番近い「浅間温泉」は歴史ある温泉街で、松本城主や文人墨客も愛した温泉です。泉質は、無色透明で癖がなく、地元市民から松本を訪れた観光客まで万人が楽しめる憩いの場として広く知られています。
温泉街には、「日帰り温泉」「宿泊」「食事処」などがあり楽しみ方はさまざま。蔵造りの湯宿や古き良き時代の建物をリノベーションしたカフェやギャラリーなどがあります。松本城観光と一緒に日帰りで楽しめるレトロな温泉街で、湯めぐり&散策を楽しみましょう。

四季を眺める露天風呂が自慢の日帰り温泉「ホットプラザ浅間」 © GoNAGANO観光データベース

【INFORMATION】

スポット名:浅間温泉(☞公式サイト
アクセス:松本城より 車で約15分、バス+徒歩約21分
住所:長野県松本市浅間温泉16(Google Maps
電話:0263-46-1224(浅間温泉旅館協同組合)
備考:各温泉施設、宿泊、飲食店などについては公式サイトをご覧ください。

10 石井味噌

伝統の味噌づくりを目と舌で堪能


天然醸造法で作られた昔ながらの味噌 © GoNAGANOアーカイブ記事

松本城や松本駅からアクセスがよく、多くの観光客が訪れる老舗味噌醸造所。また、駐車場が広く車でも安心です。
創業から守り続けている杉樽に仕込む天然醸造法は今では珍しく、人気の味噌蔵見学では味噌の香りに包まれながら、こだわりの味噌の作り方を学ぶことができます。
お食事処で味わえる、こだわりの味噌を使った「蔵元のランチ(1日10食限定)」は、蔵元ならではの本物の味と雰囲気を楽しむことができます。食後には人気の“みそソフトクリーム”もおすすめです。

【INFORMATION】

スポット名:石井味噌(☞公式サイト
アクセス:松本城より 車で約6分、バス+徒歩約10分
住所:長野県松本市埋橋1-8-1(Google Maps
電話:0263-32-0534
営業時間:8時~17時
備考:ランチは11時から14時(要予約)

11 旧開智学校校舎

文明開化期の代表的な擬洋風建築が美しい


和洋を織り交ぜた独創的な建築「擬洋風建築」 © GoNAGANOアーカイブ記事

近代教育の黎明を象徴とする当時最新の洋風建築を模範としながらも高い伝統技術により1876年に建てられました。木造2階建で、車寄せのある正面中央が特に擬洋風が凝縮され、八角形の塔屋に飾る龍と瑞雲の彫刻や「開智学校」の額を掲げる天使が見どころ。2019年国宝に指定されました。
※旧開智学校校舎は耐震工事のため休館中です(2024年度開館予定)。休館中は、藤棚の休憩スペースが無料開放されており、向かいの旧司祭館では開智学校の紹介展示と売店の営業をしています。

当時の机やピアノ、オルガンなどが展示されている © GoNAGANOアーカイブ記事

【INFORMATION】

スポット名:旧開智学校校舎(☞公式サイト
アクセス:松本城より 車で約2分、徒歩約10分
住所:長野県松本市開智2-4-12(Google Maps
電話:0263-32-5725
備考:改装中のため2024年度まで休業

12 松本市立博物館

松本市民とともに守り継がれる博物館


松本城に関わる歴史資料などを所蔵しています ※写真は新築移転前のもの

1906年に「明治三十七、八年戦役紀念館」として松本尋常高等小学校内に開館したのが始まり。松本城に関わる歴史資料と松本市民から寄贈された民族資料を10万点ほど所蔵しています。現在は移転新築のため休館中で、2023年秋に松本市営松本城大手門駐車場北側に開館予定です。移転後の新博物館は松本の伝統工芸品「松本てまり」をモチーフ柄とされ、従来の「見せる展示」から「魅せる展示」を企画。資料だけでなく展示空間も楽しめるように仕掛けが予定されています。

【INFORMATION】

スポット名:松本市立博物館(☞公式サイト
アクセス:松本城より 車で約2分、徒歩約3分
住所:長野県松本市丸の内4-1(Google Maps
電話:0263-32-0133
備考:移転新築のため2023年秋まで休館

制作:フィールドデザイン

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