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長野のパワースポット!戸隠神社や分杭峠、恋愛・開運などのご利益が期待できるスポット10選

自然のエネルギーが満ちたスポットや厳かな雰囲気の神社仏閣など、長野のパワースポット10カ所を紹介。
「運気を上げたいとき」はご利益を期待できる神社やお寺へ。「ちょっと疲れたと感じたとき」は湖や滝など、ヒーリング効果が望める自然スポットへ。長野県のパワースポットを巡りませんか。

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TOP PHOTO:戸隠神社奥社に続く杉並木 ©戸隠神社
 

01 戸隠神社(長野県長野市)

「奥社」へと続く参道の中程にある「随神門」。約300m続く樹齢400年を数える杉並木が「奥社の杜」の象徴として知られています ©戸隠神社

創建2,000年以上の歴史を刻む「戸隠神社」。「奥社」「中社(ちゅうしゃ)」「宝光社(ほうこうしゃ)」「九頭龍社(くずりゅうしゃ)」「火之御子社(ひのみこしゃ)」の5社からなり、年間60万人を超える参拝者が訪れる長野県を代表するパワースポットです。それぞれに「天岩戸開き神話」ゆかりの神々が中心に祀られており、開運、心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝などさまざまなご利益があるといわれています。5社全てを巡る「五社めぐり」も有名。参拝順序に正式な決まりはありませんので、自由に巡ってみてください。

学業成就、商売繁盛などにご利益があるといわれる「中社本殿」。境内には樹齢800年余りの三本杉があり、多くの参拝者が訪れます ©戸隠神社

【INFORMATION】

【エリア】北信濃エリア-長野市
【スポット名】戸隠神社(☞公式サイト
【アクセス】上信越自動車道「信濃町IC」より車で約30分/JR「長野駅」より路線バス「ループ橋経由戸隠高原行き」乗車、約1時間
【駐車場】有
【住所】長野県長野市戸隠3506(Google Maps)※戸隠神社社務所
【電話】026-254-2001(戸隠神社社務所)
【参拝時間】常時参拝可能 ※1月~4月中旬、授与所窓口が開いているのは中社のみ(授与所窓口受付時間:9時~17時)

02 白糸の滝(長野県軽井沢町)

浅間山に降った雨が地下に浸透し、6年ほどかけて滝になって流れ落ちるそう。ヒーリング&パワースポットとしてグリーンシーズンを中心に全国から観光客が訪れます © GoNAGANO観光データベース

年間560万人以上(※)の観光客が訪れる軽井沢町の人気観光スポットの一つ「白糸の滝」。高さ3m、幅70mのゆるやかに湾曲したフォルムで、岩肌から湧き出る地下水がまるで絹糸のように降り注ぎます。「白糸の滝」の源流は、浅間山の伏流水。浅間山に降った雨が長い時間をかけて地中を浸透します。天候や季節に左右されることなく、冬でも一定量が湧き出ています。滝から発生するマイナスイオンを感じながら水しぶきの音に癒やされるヒーリングスポット。「白糸の滝」周辺には遊歩道が整備されており、「白糸の滝」から車で10分ほどの場所には「竜返しの滝」もあるので、2つの滝を巡るのもおすすめです。
(※)2021年軽井沢町統計データより

【INFORMATION】

【エリア】東信州エリア-軽井沢町
【スポット名】白糸の滝(☞公式サイト
【アクセス】上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」より車で約40分/JR「軽井沢駅」よりタクシーで約25分
【駐車場】有
【住所】長野県北佐久郡軽井沢町長倉小瀬(Google Maps
【電話】0267-42-2491(軽井沢観光案内所)
【営業時間】売店:9時~16時30分

03 ぴんころ地蔵(長野県佐久市)

“健康で長生きし(ぴんぴん)寝込まず楽に大往生する(ころ)”から命名された「ぴんころ地蔵」 © GoNAGANO観光データベース

長寿の県として知られる長野県。特に佐久市の平均寿命は、県内でもトップクラスを誇ります(※平成27年厚生労働省生命表より)。“健康長寿の町”のシンボル的存在が「成田山薬師寺」の境内に佇む「ぴんころ地蔵」。高さ約1m、直径約60cmのお地蔵さんで、「ぴんぴんと元気に天寿を全うし、ころりと大往生をとげる」という願いを叶えてくれるといわれ、県内外から多くの人が“ぴんころ詣”に訪れるパワースポットです。毎月第2土曜日には「山門市」を開催。参道に農産物や名産品などを販売する露天が約30店ほど並び賑わいます。
(※)佐久市の平均年齢:男性81.7歳、女性88.4歳。2015年厚生労働省生命表より

【INFORMATION】

【エリア】東信州エリア-佐久市
【スポット名】ぴんころ地蔵(☞公式サイト
【アクセス】中部横断自動車道「佐久南IC」より車で約10分/JR「中込駅」よりタクシーで約5分、徒歩で約20分
【駐車場】有
【住所】長野県佐久市原467成田山薬師寺(Google Maps
【電話】0267-62-0753(のざわ商店街振興組合)
【参拝時間】常時参拝可能

04 穗髙神社(長野県安曇野市)

500年以上前より継承されている祭典「式年遷宮祭」でも有名な穗髙神社 ©穗髙神社

安曇野市穂高にある穗髙見命(ほたかみのみこと)を御祭神に仰ぐ「穗髙神社」。穗髙見命は、上高地の河童橋から見える「奥穂高岳」に降臨したと伝えられています。また、穗髙見命を祖神と仰ぐ安曇族が未開の地であった安曇野周辺を開拓したと伝えられています。
「穗髙神社」の「本宮」は安曇野市穂高に、「奥宮」は上高地に、「嶺宮」は奥穂高岳に祀られ、「日本アルプスの総鎮守」とも呼ばれます。御祭神である穗髙見命は古くより海運を司る海上安全の神として崇敬。現在では“交通安全の神様”とされ、交通安全を祈願する人も多く訪れます。ほかにも、厄除け、八方除け、学問、金運、夫婦円満、家内安全などのご利益があるといわれています。

正月三が日には9万人以上の参拝客が訪れます ©穗髙神社

【INFORMATION】

【エリア】日本アルプスエリア-安曇野市
【スポット名】穗髙神社(☞公式サイト
【アクセス】長野自動車道「安曇野IC」より車で約10分/JR「穂高駅」より徒歩約3分
【駐車場】有
【住所】長野県安曇野市穂高6079(Google Maps
【電話】0263-82-2003
【参拝時間】常時参拝可能 社務所:8時30分~17時

05 上高地(長野県松本市)

梓川の清流と穂高連峰を一望できる「河童橋」。“自然の美しさに心が浄化される”とパワースポットとしても人気です © GoNAGANO観光データベース

日本を代表する山岳景勝地として年間120万人もの人々が訪れる「上高地」。標高およそ1,500mに位置し、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)にも指定されています。上高地のシンボル的存在「河童橋」からは、穂高連峰や岳沢、梓川、反対側には焼岳を望むことができます。絶景に心洗われるスポットとして人気。
また、「河童橋」から徒歩1時間ほどの場所には「穂髙神社奥宮」が鎮座しています。境内の「明神池」含め、付近一帯は“神域”とされ、恋愛運や金運、仕事運にご利益があるといわれています。

「穂髙神社奥宮」境内にある「明神池」。厳かな雰囲気と美しい景観が人気のパワースポットです © GoNAGANOアーカイブ記事

【INFORMATION】

【エリア】日本アルプスエリア-松本市
【スポット名】上高地(☞公式サイト
【アクセス】長野自動車道「松本IC」より「沢渡駐車場」まで車で約1時間、「沢渡駐車場」より「上高地」までバスまたはタクシーで約30分/松本電鉄「新島々駅」よりバスまたはタクシーで約1時間30分※上高地は通年マイカー規制です。各駐車場からシャトルバスかタクシーをご利用ください
【駐車場】無(沢渡駐車場から先はマイカー乗り入れ不可)
【住所】長野県松本市(Google Maps
【電話】0263-95-2433(上高地インフォメーションセンター)
【参拝時間】穂髙神社奥宮:6時~日没(拝観料:大人500円、小学生200円)
【備考】上高地は例年11月中旬~4月中旬まで冬季閉山となります

06 万治の石仏(長野県下諏訪町)

巨大な胴体に対して、小さい頭が乗るユーモラスな風貌。ストラップやバンダナなど万治の石仏関連グッズも販売されています(販売場所:下諏訪観光案内所など)

「諏訪大社下社春宮」から徒歩約3分の場所に鎮座する、ユニークなフォルムの石仏。万治3年(西暦1,660年)に造られたことから「万治の石仏」と称されます。“万(よろず)治まる”と書くため、物事を丸く治めるご利益があると言われています。この地を訪れた岡本太郎氏が絶賛したことからその存在が全国区となりました。
お参りの仕方は次の通り。①正面で一礼し、手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じる②願い事を心で唱えながら石仏の周りを時計回りに三周する③正面に戻り「よろずおさめました」と唱えてから一礼する。

【INFORMATION】

【エリア】諏訪エリア-下諏訪町
【スポット名】万治の石仏(☞公式サイト
【アクセス】長野自動車道「岡谷IC」より車で約15分/JR「下諏訪駅」より徒歩約20分
【駐車場】有(諏訪大社下社春宮駐車場)
【住所】長野県諏訪郡下諏訪町社133(Google Maps
【電話】0266-26-2102(下諏訪観光協会)
【参拝時間】常時参拝可能

07 諏訪湖(長野県諏訪市、岡谷市、下諏訪町)

条件が良い日は富士山も見ることができ、絶景スポットとしても人気です © GoNAGANOアーカイブ記事

湖周15.9km、面積13.3平方kmの大きさを誇る、長野県で一番大きな湖「諏訪湖」。周りには「諏訪大社」が鎮座し「上社前宮」(茅野市)、「上社本宮」(諏訪市)、「下社春宮」(下諏訪町)、「下社秋宮」(下諏訪町)と4つの神社から成り立っています。
冬季に-10℃以下の寒気が数日続くと、氷結した氷が割れ、高さ30㎝~60㎝ほどの氷の山脈が出現。古くより「御神渡り」と呼ばれ「神様がお渡りになった跡」だといい伝えられています。

湖が結氷し、その一部がせり上がる「御神渡り」。伝説では「諏訪大社」上社の男神・建御名方神(タケミナカタノカミ)が、下社の女神・八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)のもとへ通った道筋だといういい伝えがあります © GoNAGANO観光データベース

【INFORMATION】

【エリア】諏訪エリア-諏訪市、岡谷市、下諏訪町
【スポット名】諏訪湖(☞公式サイト
【アクセス】最寄りIC:中央自動車道「諏訪IC」、長野自動車道「岡谷IC」など/最寄り駅:JR「岡谷駅」「下諏訪駅」「上諏訪駅」
【駐車場】有
【住所】長野県諏訪市諏訪湖畔(Google Maps
【電話】0266-58-0120(諏訪市観光案内所)

08 御嶽神社(長野県王滝村)

「御嶽神社(王滝口)里宮」。社殿の裏にある立岩から流れ出る御神水は、「信州の名水・秘水」に指定されています ©御嶽神社

702年(大宝2年)霊峰・御嶽山に創建された「御嶽神社」。御嶽大神と呼ばれる国常立尊(くにのとこたちのみこと)、大己貴命(おおむなちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)の神々をご祭神としてお祀りしています。独立峰として富士山に次ぐ2番目の高さを誇ることから、原初は「王の御嶽(おうのみたけ)」、後に「王」の字を略して「おおのたけ」「おのたけ」「おんたけ」と呼ばれるようになりました。
登山道には「御嶽神社」で護持する神社や神仏、信者を祀る霊神場などが点在。御嶽山の一合目に位置するのが「里宮社務所」で、樹齢500年を超えるご神木を左右に見ながら石段を登ると荘厳な立岩が見え、その下に、里宮の社殿が建立されています。また、御嶽山三合目に現れるのは“御嶽信仰の聖地”といわれる「清滝」。滝行を行う神聖な場所であるほか、冬場には滝の水が凍り荘厳な氷瀑を目にすることができます。

高さ約30mと豊富な水量を誇る「清滝」 ©御嶽神社

【INFORMATION】

【エリア】木曽路エリア-王滝村
【スポット名】御嶽神社(☞公式サイト
【アクセス】中央自動車道「伊那IC」より車で約1時間10分
【駐車場】有
【住所】長野県木曽郡王滝村東3315(Google Maps) ※御嶽神社 里宮
【電話】0264-48-2660(御嶽神社 里宮社務所)
【参拝時間】常時参拝可能 ※「里宮社務所」「別殿社務所」は通年開所、「八海山神社社務所」は7~9月と土・日・祝、他社務所は7~9月のみ開所

09 分杭峠(長野県伊那市)

ゼロ磁場に身を置き「気」にあたることで心が落ち着く効果があるといわれています

南アルプスの西側、標高1,424mの地点にある「分杭峠」。日本最大の巨大断層地帯である中央構造線の真上にあり、2つの地層がぶつかり合っているという理由から、エネルギーが凝縮し「ゼロ磁場」が生まれたといわれています。
「ゼロ磁場」とは2つの磁場が打ち消し合ってゼロになっている状態。はっきりとした効果は解明されていませんが「免疫力があがった」「元気になった」という声もあり、「気」の発生源といわれ、毎年2~3万人の観光客が訪れています。シャトルバスまたは徒歩でしか上ることができない頂上から100mほど下った場所にある「氣場(きば)」と呼ばれるスポットには、木製のベンチが設置されており、大自然のエネルギーを感じながらゆっくり過ごすことができます。

【INFORMATION】

【エリア】伊那路エリア-伊那市
【スポット名】分杭峠(☞公式サイト
【アクセス】中央自動車道「伊那IC」または「小黒IC」より「粟沢駐車場」まで車で約50分、「分杭峠頂上」までシャトルバスで約15分/JR「伊那市駅」よりバスで約25分、「高遠駅」バス停下車タクシーで「粟沢駐車場」まで約25分、「分杭峠頂上」までシャトルバスで約15分/「粟沢駐車場」より徒歩約1時間30分
【駐車場】無(粟沢駐車場から先はマイカー乗り入れ不可)
【住所】長野県伊那市長谷市野瀬(Google Maps
【電話】0265-96-8100(伊那市観光協会)、0265-94-1745(伊那市高遠町観光案内所)
【バス運行期間・時間】4月~11月、バス運行(30分~1時間間隔で運行):のぼり/粟沢駐車場→峠頂上 8時(始発)~14時30分(最終)、くだり/峠頂上→粟沢駐車場 9時15分(始発)~16時(最終)
【備考】マイカーでの乗り入れ不可

10 光前寺(長野県駒ヶ根市)

樹齢およそ700年といわれる杉の木が並ぶ参道を抜け本堂へ ©光前寺

年間約20万人が訪れる、天台宗の別格本山の寺院である光前寺。860年(貞観2年)に創建、御本尊に不動明王が安置されており、天台宗信濃五山に数えられています。祈願寺であると同時に、大勢の修行増が各地から訪れた修行寺でもありました。庶民の祈願が行われるようになったのは江戸時代からで、厄除け・災難除け・心願成就のご利益があるとされています。
庭園やそれを囲む樹林など含め、境内全域が「光前寺庭園」として国の名勝に指定されています。自生するヒカリゴケや春には70本ほどのしだれ桜を見ることができます。また、「霊犬早太郎伝説」でも知られている寺院で、本堂の横には早太郎のお墓が祀られており、愛犬家も多く訪れます。

本堂向かって左にある三重塔。その横に早太郎のお墓があります ©光前寺

【INFORMATION】

【エリア】伊那路エリア-駒ヶ根市
【スポット名】光前寺(☞公式サイト
【アクセス】中央自動車道「駒ヶ根IC」より車で約3分/JR「駒ヶ根駅」よりバスで約10分
【駐車場】有
【住所】長野県駒ヶ根市赤穂29(Google Maps
【電話】0265-83-2736
【参拝時間】8時~16時30分 ※本堂開扉・庭園拝観・授与所:9時~16時


制作:フィールドデザイン

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