長野でおすすめの湿原9選 四季折々の美しさを堪能できるスポットをご紹介

長野県でおすすめの湿原9スポットの特徴や楽しみ方、アクセス方法などをご紹介します。

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TOP PHOTO:栂池自然園のわたすげ湿原 ©️猪股崇志/栂池自然園
 

大自然の宝庫、長野県には、雄大な自然風景を感じられ、いろいろな植物を観察できる湿原が点在しています。トレッキングに自信がない方も、散策路が整備されているので、自分のペースで散策できるのが魅力です。今回は人気の湿原から知る人ぞ知る穴場の場所まで幅広くご紹介しています。長野の大自然が造り出した幻想的な絶景を堪能しましょう。

01 田ノ原湿原(長野県・山ノ内町)

ふわふわのワタスゲの群生に癒やされる


ワタスゲが咲き誇る田ノ原湿原 © GoNAGANO観光データベース

田ノ原湿原は日本の重要湿500に選ばれた、志賀高原にある湿原郡のうちのひとつです。木道が整備されているため、季節問わず植物観察や散策を楽しめます。特に6~7月頃の散策がおすすめです。白くてふわふわのワタスゲが咲き誇り、ゆらゆらと揺れる姿に癒やされます。木道の向こう側に現れる個性的な形をした笠ヶ岳も要チェックです。

自然観察や散策が気軽に楽しめます ©編集部

【INFORMATION】

エリア:北信濃エリア- 山ノ内町
スポット名:田ノ原湿原
最寄りIC:上信越自動車道「信州中野IC」より車50分/湯田中駅より約40分「田の原バス停」下車
住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏(Google Maps
問い合わせ:志賀高原観光協会(電話:0269-34-2404)

02 北ドブ湿原(長野県・木島平村)

高原を彩る黄色のじゅうたんが美しい


カヤの平高原・北ドブ湿原

カヤの平高原にある標高1,550mの高層湿原です。夏シーズンにはさまざまな高山植物を楽しめます。7月中旬から下旬にかけてニッコウキズケが満開になります。高原を彩る黄色のじゅうたんは、夏美人という花言葉にふさわしい美しさです。モウセンゴケやイワショウブといった花たちとの出会いもあり、見る人の心を華やかにしてくれます。

【INFORMATION】

エリア:北信濃エリア- 木島平村
スポット名:北ドブ湿原
最寄りIC:上信越自動車道「飯山IC」より車で約70分
住所:長野県下高井郡木島平村上木島(Google Maps
問い合わせ:木島平村産業課(電話:0269-82-3111)

03 池の平湿原(長野県・東御市)

高山植物の女王「コマクサ」に魅了される花の宝庫


高山植物の宝庫、池の平湿原

浅間山の噴火によってできた標高2,000mの高層湿原です。初夏から初秋にかけて木道沿いが花畑となり、見応え抜群です。夏になると”高山植物の女王”「コマクサ」の群落が見られ、かわいらしく凛とした花の姿に魅了されます。ほかにもマツムシソウやレンゲツヅジといった、月ごとにさまざまな花々を楽しめる、花の宝庫です。

【INFORMATION】

エリア:東信州エリア- 東御市
スポット名:池の平湿原
最寄りIC:上信越自動車道「東部湯の丸IC」より車で約30分
住所:長野県東御市湯の丸高原(Google Maps
問い合わせ:東御市観光情報ステーション(電話:0268-62-7701)

04 栂池自然園内の4つの湿原(長野県・小谷村)

公園内の100haもの広大なエリアにある個性豊かな4つの湿原


新潟、富山、長野、岐阜の四県をまたいだ中部山岳国立公園内にある栂池自然園。日本でも有数の高層湿原がある自然園で、白馬乗鞍岳の火山活動によって生まれました。
標高1,900m地点にある自然園にはゴンドラとロープウェイを乗り継いでアクセスします。園内には主に4つの湿原があり、体力や時間に合わせた巡り方ができます。

ニッコウキスゲが咲く栂池自然園 © GoNAGANO観光データベース

みずばしょう湿原

園内の一番手前にある「みずばしょう湿原」では、6月中旬から下旬にかけて、ミズバショウの群生が見られます。天気が良いときは残雪の北アルプスと、ミズバショウのコントラストが素晴らしく、フォトジェニックな写真が撮りたいときにおすすめ。バリアフリー木道と起伏のないコースで、小さなお子さまや年配の方も安心。園内入口にあるビジターセンターから往復1時間ほどで楽しめます。

栂池自然園内の湿原:みずばしょう湿原

わたすげ湿原

みずばしょう湿原から少し歩いた場所にある湿原が「わたすげ湿原」です。8月になると夏の風物詩のワタスゲが見られます。さわやかな風に揺られながら咲く可憐な姿を目にすれば、夏の暑さも吹き飛ぶのではないでしょうか。湿原からは白馬岳が望め、牧歌的な風景に身も心も癒やされます。

栂池自然園内の湿原:わたすげ湿原 ©️猪股崇志/栂池自然園

浮島湿原

わたすげ湿原から楠川を越えて、山道を歩くと素敵な浮島がある浮島湿原が登場します。夏はラッパ状に花を咲かせるニッコウキスゲ、秋は燃えるようなナナカマドの紅葉を間近で楽しめます。

栂池自然園内の湿原:浮島湿原

展望湿原

園内を一周し、それぞれの湿原を通ると「展望湿原」に到着します。標高2,010mある湿原で白馬大雪渓・北アルプスを間近に望める絶景スポットです。大雪渓を登る登山者が見えるほどの近さに驚きます。所要時間は往復3時間半ほど。

栂池自然園内の湿原:展望湿原

【INFORMATION】

エリア:日本アルプスエリア- 小谷村
スポット名:栂池自然園(みずばしょう湿原、わたすげ湿原、浮島湿原、展望湿原)
最寄りIC:長野自動車道「安曇野IC」より車で約90分/上信越自動車道「長野IC」より車で約120分
住所:長野県北安曇郡小谷村千国乙(Google Maps
問い合わせ:栂池自然園(電話:070-4091-5204)

05 田代湿原(長野県・松本市)

湿原越しの穂高連峰の眺めを楽しめる


上高地を代表する湿原、田代湿原

河童橋と大正池を結ぶ上高地自然研究路の途中にある「田代湿原」。木々に囲まれた遊歩道から出ると、目の前に湿原と穂高連峰の雄大な光景が広がります。グリーンシーズンはサギスゲやレンゲツツジ、秋には見事な紅葉が楽しめ、フォトスポットとして人気。冬は辺り一面が白銀に染まり、神秘的な風景に心打たれます。

【INFORMATION】

エリア:日本アルプスエリア- 松本市
スポット名:田代湿原
最寄りIC:長野自動車道「松本IC」より沢渡駐車場まで車で約60分 ※上高地は通年マイカー規制です。各駐車場からシャトルバスかタクシーをご利用ください
住所:長野県松本市安曇上高地(Google Maps
問い合わせ:上高地インフォメーションセンター(電話:0263-95-2433)

06 岳沢湿原(長野県・松本市)

神秘的なリフレクション絶景が美しい湿原


原生林の中に広がる、岳沢湿原

「特別名勝」と「特別天然記念物」ふたつの称号を持つ、素晴らしい美景を見ることができる上高地。その上高地に広がる神秘的な湿原が岳沢湿原です。周囲の木々と青い空を映し出す自然の合わせ鏡に心奪われます。湿原の上には展望ウッドデッキがあります。正面に望む六百山と立ち枯れ木は風情があり、写真撮影におすすめです。

【INFORMATION】

エリア:日本アルプスエリア- 松本市
スポット名:田代湿原
最寄りIC:長野自動車道「松本IC」より沢渡駐車場まで車で約60分 ※上高地は通年マイカー規制です。各駐車場からシャトルバスかタクシーをご利用ください
住所:長野県松本市安曇上高地(Google Maps
問い合わせ:上高地インフォメーションセンター(電話:0263-95-2433)

07 居谷里湿原(長野県・大町市)

さまざまな植物との出会いがある湿原植物の宝庫


長野県天然記念物に指定された、居谷里湿原 © GoNAGANO観光データベース

木崎湖の東の丘陵地にある湿原が居谷里湿原です。幅130m、長さ約1.5kmの広さがあり、湿原植物の宝庫とされているほど、バラエティ豊かな植物との出会いがあります。春にはザゼンソウやリュウキンカ、夏にはミカヅキグサやアヤメといった花々が咲き、視覚だけでなく、漂う香りから移ろいゆく季節を感じられます。

居谷里湿原のリュウキンカ © GoNAGANO観光データベース

【INFORMATION】

エリア:日本アルプスエリア- 大町市
スポット名:居谷里湿原
最寄りIC:中央自動車道「安曇野IC」より車で約50分/上信越自動車道「長野IC」より車で約55分
住所:長野県大町市平稲尾(Google Maps
問い合わせ:大町市観光協会(電話:0261-22-0190)

08 八島ヶ原湿原(長野県・下諏訪町)

12,000年もの歴史を誇る天空の箱庭


国の天然記念物にも指定されている八島ヶ原湿原

霧ヶ峰高原の北西部にある高層湿原が八島ヶ原湿原です。12,000年もの月日をかけて形成された泥炭層は8.05mに達しており、400種類もの植物が生息しています。湿原周辺の水路や池にはワタスゲやコバイケイソウ、泥炭層の発達した場所にはミズゴケを中心に、希少な植物がたくさん。緑の湿原と湖の空の青のコントラストは、天空の箱庭と称されるほどの絶景です。

【INFORMATION】

エリア:諏訪エリア- 下諏訪町
スポット名:八島ヶ原湿原
最寄りIC:中央自動車道「諏訪IC」より車で約35分/関越自動車道「佐久南IC」より車で約70分/上諏訪駅より約で約50分「八島湿原バス停」下車(※夏季のみ)
住所:長野県諏訪郡下諏訪町八島湿原(Google Maps
問い合わせ:八島ビジターセンターあざみ館(電話:0266-52-7000)

09 入笠湿原(長野県・富士見町)

約150種類の山野草が楽しめる湿原


花の宝庫、入笠湿原 © GoNAGANO観光データベース

入笠山麓の標高1,734mに位置する入笠湿原。麓の駐車場からゴンドラでアクセスし、入笠湿原まではゴンドラ山頂駅から徒歩10分ほど。春・夏・秋にかけて約150種類もの草花が咲き、多くの人が訪れます。6月には100万株ものすずらんが一面に咲き誇り、可憐に咲く姿が愛らしいです。白いズミやクリンソウも見られ、吹く風にそれぞれの花の香りを感じられます。山野草を眺めつつ、雲の上の散策をお楽しみください。

木道が整備され歩きやすく、お子さまから年配の方まで楽しめます © GoNAGANO観光データベース

【INFORMATION】

エリア:諏訪エリア- 富士見町
スポット名:入笠湿原(富士見パノラマリゾート)
最寄りIC:中央自動車道「諏訪南IC」より車で約7分
住所:長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703(Google Maps
問い合わせ:富士見パノラマリゾート(電話:0266-62-5666)

制作:フィールドデザイン

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