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雄大な風景と温泉、そして町並みとともに 日本アルプスワインバレーのワイナリーを巡る

北アルプスに寄り添うように広がる日本アルプスワインバレー。
ワインとともに、長野県ならではの風景や温泉、
町並みが楽しめるエリアです。

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【お知らせ】新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各施設では営業時間の変更や制限のある場合がございます。詳しくは各施設のホームページなどをご覧ください。

ワインぶどうの名産地

日本アルプスワインバレーは、安曇野市、大町市、松本市、山形村と、日本アルプスに沿って広がるエリアです。もともと、りんごや米などの栽培が盛んな肥沃の地で、長野県内有数の農業地帯。日照時間が長く、冷涼で、ぶどうの栽培に適した地域であり、とりわけ、松本市山辺は長野県のぶどう栽培発祥の地とも言われています。国内外で高い評価を受けるサッポロビールのプレミアムワイン「グランポレール」シリーズでは、安曇野池田を特別な産地として据え、同シリーズのなかでもトップキュベのぶどうを育む畑として栽培に取り組むほどです。
2020年1月時点では、大町市に3軒、安曇野市に3軒、松本市に2軒、山形村に1軒と、計9軒のワイナリーがあります。それぞれのワイナリーは離れているので、ワイナリーを巡るのであれば、1日2軒ほど、タクシーでの移動がおすすめです。

遥かに日本アルプスなどの山並みを望む安曇野のぶどう畑。
水田の合間に民家が並ぶのも長野県らしい風景
(写真提供 NAGANO WINE応援団運営委員会 撮影/平松岳志)

子ども連れも満足 レストラン併設ワイナリーへ

松本市山辺地区にある山辺ワイナリーはレストランが併設されています。2002年、JAと地元農家とによって開業したワイナリーです。松本平のぶどうのみで醸していて、その種類は生食用として栽培がはじまったナイヤガラやデラウェアのほか、最近ではシャルドネ、メルローなどさまざまです。レストランでは自社ワイン(メルロー)を使った信州産牛ホホ肉の赤ワイン煮込みなどのほか、1000円前後の日替わりランチも人気。敷地内にはJAが運営するワイナリーらしく、新鮮な野菜も直売されています。市民からも観光客からも人気で売り切れ必死の直売所です。

山辺ワイナリーの料理の一例。
手前が信州産牛ホホ肉の赤ワイン煮込み
(写真提供 山辺ワイナリー)

安曇野ワイナリーは、試飲カウンターやショップを併設し、畑や樽貯蔵庫の見学もできます。安曇野のむヨーグルトなどもあり、子ども連れでも存分に楽しめます。とくに晴れた日はぶどう畑を見晴らすテラス席がおすすめ。

安曇野ワイナリー にはテラス席も。
目の前には自社のぶどう畑が広がります
(写真提供 安曇野ワイナリー)

温泉地から町の宿まで 泊まって楽しむワイナリーツーリズム

せっかくの長野県へのワイナリーツーリズムであれば、温泉地に泊まるのがおすすめです。松本であれば、美ヶ原温泉や浅間温泉、長野県産ワインを提供する旅館やホテルも多くあります。美ヶ原温泉では、例年6月上旬に「松本平の地ワインを楽しむ ワイン巡り」を開催しています。ひとつの旅館でひとつの銘柄を用意しているので、のどかな里山風景を愛でながら歩いて巡り、ワインとともにお手製のおつまみをいただきましょう。1チケットで松本平のワインが6杯、楽しめます。

 

※「松本平の地ワインを楽しむ ワイン巡り」は、中止や変更になる場合がございます。詳細は、美ヶ原温泉旅館組合にお問い合わせください。

松本平を中心に長野県のワインが揃う美ヶ原温泉の追分屋旅館

大町であれば大町温泉郷へ。高瀬渓谷の葛温泉から引いてくる湯は弱アルカリ性低張性高温泉。設備の整ったホテルが多く、鹿島川のせせらぎと北アルプスの雄大な眺めを仰ぎつつ、快適に滞在できます。大町市内には小さなワイナリーが3軒ありますが、最初にできたのは2015年に開業の、ノーザン・アルプス・ヴィンヤード。少人数で営むので問い合わせてから出かけるのがおすすめです。
温泉街ではなく、松本市街地に宿泊して、夜の町へワインを味わいに出かけるのも楽しみ方のひとつ。入手困難な長野県の希少ワインを扱う酒屋も点在するので、立ち寄ってぜひお土産を購入して帰りましょう。松本城や旧開智学校など、あわせて訪れたい観光名所も数多い地域です。

松本市役所展望台からみた松本城と山並み

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