寒くても心はあったか
冬の澄んだ空気に映える幻想的な灯りの世界へ

雪景色と澄んだ空気に包まれる長野県の冬ならではの夜のイベントが各地で開催されています。
キンと張るような冬の空気だからこそ映える幻想的な風景をご紹介します。

更新日:2021/02/18

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【お知らせ】新型コロナウイルス感染拡大防止のため、イベント内容の変更や制限がある場合がございます。詳しくは各イベントの主催ホームページなどをご覧ください。

そぞろ歩きが楽しい鹿教湯温泉で氷と灯が輝く「氷灯ろう夢祈願」

古くから効能豊かな名湯として知られ、湯治場として栄えてきた上田市の鹿教湯(かけゆ)温泉。「鹿が猟師に教えた温泉」という言い伝えがその名の由来で、日本百名山のひとつである美ヶ原への北の登山口としても知られています。
そんな鹿教湯温泉で1997年から続いているのが、氷の灯ろうを温泉街に灯す「鹿教湯温泉氷灯ろう夢祈願」。毎年12月下旬から翌年1月末の間、約200個の氷灯ろうの光が町全体を温かく照らします。
イルミネーションとはまた違ったやさしい光が雪景色のなかで輝く風景は神秘的。旅館が連なる湯端通りや、屋根付きの木造橋「五台橋」、日本三大文殊のひとつとされる文殊堂前の46段の石階段から薬師堂周辺まで、温泉街一帯が手づくりの氷灯ろうの光に包まれます。五台橋が架かる湯坂を、もうひとつの屋根付きの橋「寺沢橋」から望めば、立ち上る湯気でいっそう幻想的な雰囲気を味わえます。五台橋のたもと、鹿教湯温泉最古の源泉跡に建つ共同浴場「文殊の湯」の露天風呂からは、湯に浸かりながら氷灯ろうに包まれた温泉街の眺めも楽しめます。
毎日16時30分頃に「文殊の湯」前で点灯。この時間帯に出かければ、たいまつで火を灯す作業に参加することもできます。氷灯ろうに願いを込め、自ら点灯することで願いを成就できる「夢祈願氷絵馬」も、鹿教湯交流センターにて販売されています。
ただし、悪天候によって氷灯ろうの点灯が困難な日は中止になることも。例年2~3日は中止されるそうなので、気になる方は鹿教湯温泉旅館組合事務局まで事前にお問い合わせください。

現世と神の世界を結ぶ橋としても知られる五台橋
(写真:鹿教湯温泉旅館協同組合)

氷灯ろう夢祈願
開催日:2020年12月25日(金)~2021年1月31日(日)
    午後4時半~午後9時頃(ロウソクの灯が消えるまで)
問合せ:0268-44-2331(鹿教湯温泉旅館協同組合事務局)

善光寺門前で平和を願う光とアートの祭典「長野灯明まつり」

1998年に開催された長野オリンピックを記念し、2004年より長野市の善光寺門前で2月上旬から中旬の期間に開催されている「長野灯明まつり」。オリンピックの「平和を願う精神」を後世に残していくために、世界に向けて“平和の灯り”を発信する目的で始まった光とアートのお祭りです。

(写真:中嶋秀磨)

多くの人の心を奪うのが、期間中、毎日18~21時の間、平和の象徴である国宝善光寺の本堂と主要な建物が五輪にちなんだ5色の光で照らされる「善光寺ゆめ常夜灯」。赤、緑、青、黄色と、黒の代わりの紫で彩られます。本堂と主要な建物が艶やかに浮かび上がる様子は幻想的な美しさ。雪夜は雪景色と相まって荘厳な雰囲気に包まれます。

(写真:中嶋秀磨)

また、善光寺表参道では平和への想いを込めた切り絵でデザインされた800基の光のランタンが並ぶ一般参加型のイベント「ゆめ灯り絵展」などを開催。

(写真:中嶋秀磨)

宿坊が立ち並ぶ法然通りと釈迦堂通りには竹かごの灯ろうが灯され、周辺寺院では茶会や特別拝観、ライトアップなどを行う「宿坊ゆめ茶会」も行われます。
仲見世や門前町の店も延長営業され、長野駅前にはアーティストや作家が手がける「ゆめ大灯籠」が登場。町全体が華やかに盛り上がります。

(写真:中嶋秀磨)

第十八回長野灯明まつり
開催日:2021年2月11日(木・祝)~2月14日(日)
問合せ:026-259-1005(第十八回長野灯明まつり実行委員会事務局)

趣深い宿場町がやさしい灯りに包まれる「木曽路氷雪の灯祭り」

【お知らせ】今年度の当イベントは新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、規模を縮小して開催します。日程変更や中止となっている会場がございますので、詳しくは事務局ホームページなどをご覧ください。

江戸時代の五街道のひとつ、中山道のうち、木曽川に沿って険しい峠や深い谷を越えて伸びる木曽路。全国で初めて古い町並みを保存し、国の重要伝統的建造物保存地区に選定されている妻籠宿など、今なお江戸時代の面影を色濃く残す11の宿場町があり、往時にタイムスリップしたかのような気分で散策を楽しむことができます。
そんな木曽路の宿場町と木曽御嶽山麓などで毎年1月下旬から2月中旬まで開催されるのが「木曽路氷雪の灯祭(ひまつ)り」。アイスキャンドルや雪像、氷彫に灯された灯りが、石畳や史跡などが続く町並みを温かく照らします。例年会場は8市町村にまたがる12カ所。各地域で実行委員会が設けられ、それぞれに趣向を凝らした装飾や催しを行っています。

福島宿ではメイン会場のほど近く、八沢川の川のなかに配されたアイスキャンドルがとりわけ幻想的

木曽路氷雪の灯祭り
開催日:2021年1月30日(土)~2月13日(土)
    地区ごとに開催日が異なります。
問合せ:0264-23-1122(木曽路氷雪の灯祭り実行委員会事務局/木曽観光連盟)

光・明かりのイベント

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