
TOP PHOTO:『菜の花公園』のひまわり畑(飯山市) ©信州いいやま観光局
記載の情報は記事構成時点(2025年7月)のものとなります。開花状況等、最新の情報は各施設・市町村等にご確認ください。
北信濃エリアのひまわり畑
01 菜の花公園(飯山市)

春には菜の花、夏にはひまわりと、季節ごとに異なる“黄色いじゅうたん”が楽しめる飯山市の『菜の花公園』。千曲川東岸の小高い丘に位置し、千曲川と関田山脈を望む絶景スポットとしても人気があります。
ひまわりは、菜の花の連作障害を防ぐために毎年植えられ、例年8月4日ごろに開花し、10日ごろに見頃を迎えます。お盆過ぎには刈り取られてしまうため、観賞することができるのはごく短い期間。太陽に向かって咲くひまわりは、朝の光を浴びる時間帯が特に美しく見えます。周囲の風景とともに花の表情を収めたいなら午前中の訪問がおすすめです。
新鮮な農産物や土産がそろう道の駅「花の駅 千曲川」までは、車で約7分。このほか周辺には戸狩温泉・馬曲(まぐせ)温泉・野沢温泉などの温泉地も点在しています。

【INFORMATION】
【スポット名】菜の花公園
【住所】長野県飯山市大字瑞穂495-1(GoogleMaps)
【アクセス】上信越自動車道「豊田飯山IC」から車で約25分
【例年の見頃】8月10日ごろ
【詳細・問い合わせ】https://www.iiyama-ouendan.net/
北アルプスエリアのひまわり畑
02 国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区(安曇野市)

北アルプスの雄大な景色に囲まれた『国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区』のひまわり畑には、4品種・約3万本の花が咲き誇ります。見頃は8月上旬から中旬にかけて。開花期間には毎年恒例の「ひまわり迷路」が登場します。
園内には遊具や水遊び場、クラフト体験ができる「あづみの学校」などもあり、夏休みのお出かけ先としてぴったりなスポットです。「日本アルプスの総鎮守」と崇められている「穂高神社」までは車で約10分。絵本作家・いわさきちひろの世界に浸れる「安曇野ちひろ美術館」までは車で約20分と、観光名所へのアクセスも良好です。

【INFORMATION】
【スポット名】国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区
【住所】長野県安曇野市堀金烏川33-4(GoogleMaps)
【アクセス】長野自動車道「安曇野IC」から車で約20分
【例年の見頃】8月上旬~8月中旬
【詳細・問い合わせ】https://www.azumino-koen.jp/horigane_hotaka/index.php
03 旬の味ほりがね物産センター(安曇野市)

道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」内に建つ『旬の味ほりがね物産センター』は、地場産の新鮮な野菜や加工品、手打ちそばが人気の直売所兼食事処。夏には南隣の約0.6ヘクタールの休耕田が一面黄色に染まるひまわりの名所としても知られています。観賞は無料。例年8月上旬〜中旬の見頃には多くの人でにぎわいます。
ひまわりの開花時期には地元で採れたブルーベリーを使用したソフトクリームなど、夏季限定メニューの販売も。車で約10〜15分圏内には「大王わさび農場」や「国営アルプスあづみの公園」といった観光名所が点在しています。

【INFORMATION】
【スポット名】旬の味ほりがね物産センター
【住所】長野県安曇野市堀金烏川2696(GoogleMaps)
【アクセス】長野自動車道「安曇野IC」から車で約15分
【例年の見頃】8月上旬~中旬
【詳細・問い合わせ】https://horigane.co.jp/
04 松本大学・新村ひまわり畑(松本市)

松本大学の正門横に広がる約0.6ヘクタールの敷地に、13万本ものひまわりが咲く『新村ひまわり畑』。地域活性化を目的とした「新村ひまわりプロジェクト」の一環で、JA松本ハイランド新村支部青年部の協力のもと育てられています。見頃は例年8月上旬から中旬。すぐそばを走るローカル線の電車との共演も楽しめ、フォトスポットとしても人気があります。
ひまわり畑は踏切近くにあり、路上駐車は厳禁。専用駐車場がないため、公共交通機関の利用を推奨します。最寄りの新村駅からは徒歩約8分。ひまわり観賞とあわせて、松本駅周辺や「国宝 松本城」を観光するのもおすすめです。

【INFORMATION】
【スポット名】松本大学・新村ひまわり畑
【住所】長野県松本市新村2095-1(GoogleMaps)
【アクセス】アルピコ交通上高地線「新村駅」から徒歩約8分
【例年の見頃】8月上旬~中旬
【詳細・問い合わせ】https://www.matsumoto-u.ac.jp/news2025/07/33618.php
【備考】ひまわり畑近くに踏切あり、路上駐車厳禁
伊那路エリアのひまわり畑
05 平石農場(阿南町)

長野県南部の阿南町にある『平石農場』。外周約1.5キロの農地が一面黄色で彩られる、ひまわりの名所です。地元の「野良舞夏(やらまいか)ひまわり倶楽部」が、ひまわりの種から油を採取するために花を栽培しています。
見頃は8月上旬から中旬。観賞には維持管理のための協力金が必要です。開花状況は公式サイトやSNSでお知らせしているため、お出かけ前にご確認ください。
平石農場は、国の名勝に指定されている「天龍峡」から車で約30分、飯田市街からは約40分の場所にあります。夏の南信州を巡る旅に、ぜひ加えたいスポットです。

【INFORMATION】
【スポット名】平石農場
【住所】長野県下伊那郡阿南町北條3032-1(GoogleMaps)
【アクセス】三遠南信自動車道「天龍峡IC」から車で約25分
【例年の見頃】8月上旬~中旬
【詳細・問い合わせ】http://www.town.anan.nagano.jp/tourism/himawari/
【備考】観賞には協力金1人300円が必要
06 平谷村役場・道の駅「信州平谷」周辺のひまわり畑(平谷村)

長野県最南端に位置する平谷村のシンボルは「ひまわり」。平谷村役場や道の駅「信州平谷」周辺の畑に、例年7月下旬から8月上旬にかけて約1万本のひまわりが咲き誇ります。遊休農地の活用をきっかけに始まったひまわりの栽培。今では村の人々が大切に育ててきたひまわり畑が夏の風物詩となりました。
ひまわり畑の中心での記念撮影や、子どもも楽しめる「ひまわり迷路」が人気。毎年フォトコンテストが開催され、入賞者には「平谷村満喫セット」が贈られます。開花状況やイベント情報は観光協会のSNSで随時発信。隣接する道の駅では、食事や買い物はもちろん、温泉も堪能できます。

【INFORMATION】
【スポット名】平谷村役場・道の駅「信州平谷」周辺のひまわり畑
【住所(道の駅「信州平谷」)】長野県下伊那郡平谷村252(GoogleMaps)
【アクセス】中央自動車道「飯田山本IC」から車で約30分
【例年の見頃】7月下旬〜8月上旬
【詳細・問い合わせ】https://pikan.net/view#view1
文:松尾 奈々子
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