• HOME
  • 『HIGH RAIL 1375』で巡る小海線沿線、“思い立ったが吉日”酒蔵・味噌蔵・星空ロマン旅。 『ローカル線列車旅-日常のちょっと先にあったトクベツな時間』紀行編。

『HIGH RAIL 1375』で巡る小海線沿線、“思い立ったが吉日”酒蔵・味噌蔵・星空ロマン旅。 『ローカル線列車旅-日常のちょっと先にあったトクベツな時間』紀行編。

自分の中から耳打ちするように声が聞こえた。日々の暮らしから、ふっと居場所を変えてみたい。長い時間でなくてもいい。例えば1日か2日。そんなとき、私はローカル線に乗って旅に出る……。『HIGH RAIL 1375』という列車がJR小海線を走っている。数年前からこの列車のことが気になっていたけれど、コロナ禍の影響で私は旅を自粛していた。この春、ようやく私が望んでいた“ふっと、鉄道旅”が再開する。きょうはその最初の旅に出た。大好きな信州の地酒をつくる、生まれて初めての酒蔵探訪。興奮と少しの緊張と共に。

20967_ext_01_0_L

憧れだった『HIGH RAIL 1375』に乗って小海線・臼田駅へ。私の旅が始まる。

『HIGH RAIL 1375』の車両にデザインされた星空と八ヶ岳が描かれたロゴマーク。

小さなプレゼンテーションだけど、温かいホスピタリティを感じる。

1号車のシングルシート。通路を挟み向かい側にはペアシートを設置。物販カウンターもある。そして2号車にはリクライニングシートと、ギャラリーHIGH RAILが設置されている。 ロゴデザインをアクセントに四季の星々を配したシートにも注目。

車窓からの景色は東信州らしい眺望が楽しめる。日常から離れた時間。

1915年(大正4年)三反田駅として開業。臼田駅とへの改称は1963年(昭和38年)。開業当時の駅舎の建築様式は屋根が低く多角形の様式が多かった

ローカル線の駅舎に残る、この情景を見ているだけで癒される。

座席予約をしていた小淵沢駅10時40分発『HIGH RAIL 1号』に乗車。薄い灰色の紙に少しだけ濃度を追加した灰色をにじませたような空が広がる天気だった。でも目的地・臼田駅がある南の空にはカーテン越しに見る太陽みたいな明るい空を見つけた。同時に気持ちが和らぐ。

『HIGH RAIL 1375』には、小淵沢駅発-小諸駅着の「1号」の他、小諸駅発-小淵沢駅着の「2号」、そして小淵沢駅発-小諸駅着の「星空」がある。JR線では日本一標高の高い地点を走る小海線の最高地点1375m(野辺山駅-清里駅)という地勢特徴から“HIGH”と線路の“RAIL”を融合させたネーミングとのことだ。この列車に興味を持ちロマンチックな命名の由来を知ったときから夢が膨らみ続けた。

2号車のドアが開き車両内に入ると「WELCOME」ときょうの日付が書かれた小さな黒板が出迎えた。左に進み予約した1号車のシングルシートを確認する。座り心地はとても快適。小淵沢駅から臼田駅まで1時間46分。駅によってはホームに降り旅の記念撮影ができるよう停車時間が組まれている。この配慮、ローカル線旅を満喫したい私にはとても嬉しい。

大きな窓から眺める景色は市街地、田園、そして高原、天気が良ければ南アルプスも見えるはず。日常生活でリラックスしながら車窓を楽しむことはなかなか難しい。しかしきょうは鉄道旅だからこその余裕を全身に感じる。これこそがローカル線の魅惑だろう。まさに『HIGH RAIL 1375』はその専用列車だ。

12時26分臼田駅に到着。心配だった空模様は、あの不透明なカーテンが消え、まるで別の国の駅に到着したかのように晴れ渡っていた。『HIGH RAIL 1375』が去った後、私はホームに残り駅に漂う独特の空気感を味わうことにした。向こう側に2021年廃止となったホームがある。屋根が低い駅舎が漂わすレトロな世界観と単線となったホームの残照に思いをはせる。窓から差し込む光だけが待合室の椅子に座っていた。
 

生まれて初めての酒蔵訪問に身も心も“ほんのり”色づく。

〈佐久の花酒造〉の門構えと塀。この奥に醸造所がある。ぜひ見学したい。

事務所が入る家屋。空間全てに異なる時空を感じる。

『佐久乃花 純米吟醸 活性にごり酒』 要冷蔵1,320円(720ml/税込)。

品種の説明と共にすすめられると、ついつい飲んでしまう。自分好みの1本を見つけることができる。

左から心地よいガス感と淡い果実の香りの人気酒『佐久乃花 純米吟醸無ろ過生原酒 SPEC-D』要冷蔵1,650円(720ml/税込)、スパークリング日本酒。熟成したリンゴとメロンの香りが。爽やかな甘さが特徴『佐久乃花 39-87 純米吟醸 生』要冷蔵889円(375ml/税込)、軽い酸味と程よい甘さの味わい、微発泡感が個性的『佐久乃花 純米吟醸 39-87 直汲み』要冷蔵1,650円(720ml/税込)。

JR小海線・臼田駅から南へ5分ほど歩くと、あたりの情景が変わり、時代劇に登場する豪商家屋のような長い塀に囲まれた瓦屋根の建物が見える。最初の訪問先〈佐久の花酒造〉蔵元だ。

酒造名が掲げられた看板下の正門!? をくぐると、正面には醸造所奥へとつながる作業場所があった。けれど、受付というか、事務所らしきものがない。それに左手は母屋とみられる住宅になっている。慌てて外に出た。すると右手から「こちらですよ」と声が。招かれるまま方向転換し進んだ先が事務所だった。確かに木枠ガラスの引き戸にうっすらと社名が印刷されている。屋敷の風情に見とれてしまい気が付かなかったようだ。

その人は〈佐久の花酒造〉5代目当主、高橋寿知さんだった。私が勝手に連想する老舗酒蔵の蔵元さんとは違い、笑顔溢れる方だ。屋内に入ると、まるで今開けた引き戸を境界に明治時代にタイムスリップしたのでは、と戸惑うような空間に、私は立っていた。天井から下がる電球を見上げていると、1892年(明治25年)創業という歴史の匂いがした。

「アンテナショップまでご案内します」と高橋さんが言った。どうやら私は〈佐久の花酒造〉と〈佐久の花酒造 antenna shop〉を間違えてしまったようだ。きょうの目的の一つ、日本酒の試飲は店舗でのサービスだった。「ちょうど今からお店へ行くところでした」。店舗まで約10分ちょっと高橋さんが臼田町の話や、なぜ先ほどの場所に醸造所を造ったのか、教えてもらいながら歩く。私の勘違いがもたらした偶然の出会いだったけれど、とても楽しかった。高橋さんの人柄に感謝します。 〈佐久の花酒造 antenna shop〉は町の中心街の一画、昔ながらの商店街で見かける酒店のような気さくさを感じる店構えだった。店内に入り最初に目に入ったのは、無造作に置かれたテーブルと椅子が並ぶコーナー。店長を務める高橋さんの奥さんによると「ご近所や地元のお得意さん、取引先の方たちとの井戸端会議の場所みたいなものですよ」と。ご主人と同じく笑顔が絶えない。

ふと、大きな冷蔵ショーケースのほうを見ると、その横に種類が異なる10本ほどの日本酒のボトルが置かれている。お目当ての試飲コーナーだ。常時7~8種類の〈佐久の花酒造〉の商品を味わうことができるらしい。もちろん、試飲だから、ごくり、とはいかない。節度を持ってあくまで上品にいただく。私のお気に入りは、普段は飲むことがない「佐久の花 活性にごり酒」だった。奥さんが「澱(おり)には酵母や溶けずに残った米麹などが含まれていて、これがにごり酒ならではの香りや優しいけれどコクのある味わいのもとなんです。女性にも人気ですよ」とすすめてくれた一品。

胃が活性化されたのか、急に空腹感が押し寄せる。それにしても、この空間の居心地のよさは、どこからやってくるのだろう。地酒の真髄を、笑いが絶えない場所で見聞きし、そして話すことができる。ここは私にとって“お神酒”を頂戴した“楽しみの蔵”だった。
 


〈佐久の花酒造〉
長野県佐久市下越620
9時~17時 土・日曜休
0267-82-2107
https://www.sakunohana.jp


〈佐久の花酒造 antenna shop〉
長野県佐久市臼田68-6
9時~18時 不定休
0267-82-2107
https://www.sakunohana.jp

臼田に「むしり」あり。

臼田のソウルフード!?『瀬川のむしり』1,210円(税抜き)約1時間、じっくりと蒸し焼きする。そのこだわりが絶妙なやわらかさの食感を生む。

こちらも名物の一品。『グリルチキン』1,000円(税抜き)目玉焼きとサラダが付く。

人気メニューをもう一つ。鉄板で焼いた『イングランドチキン』1,680円(税抜き)

『瀬川のむしり』は女性の顔ほどの大きさ。ナイフ&フォークではなく手で食べるのが正統。

『瀬川のむしり』発案者、現会長の瀬川信吉さん。伝説のシェフにして実業家。

サイン色紙がずらり。なぜか手書きのメニューと完全融合。

店の最奥に掲げられたグラフィックボード。〈Big Ben〉にはアットホーム&ハンドメイドのクラフトマンシップが漂う。

“空腹アラーム”が鳴り止まない。
「〈佐久の花酒造antenna shop〉から程近いおとめ座通りを北東に進むとイギリス国旗と共に〈Big Ben〉と書かれた店名が目印」と高橋さんから教えてもらった。50年ほど前、当地ではまだ洋食レスランが珍しかった時代。〈Big Ben〉が開店。すぐに話題となり店舗は賑わう。しかし先代店主(現会長)の瀬川信吉さんはその状況に満足せず、日夜新メニューの開発に勤しんだ。ちょうど同時期に地元農家がブロイラー養鶏を始めたことを起点に試行錯誤を重ね生み出されたのが若鶏を食材に蒸し料理にした『むしり』だった。その名の由来は「夢中になって手でむしりながら」がこのメニュー最適の食べ方と確信したためと、多くのメディアで紹介されている。

東信州のグルメに詳しい人たちは「臼田の酒蔵を訪問するなら『むしり』を」と口にする。昼食後はもう一つの酒蔵へ訪問予定。“腹が減っては~”のことわざに倣い『むしり』を注文した。

純白の丸皿の中心に陣取る『むしり』は想像を超えた大きさ。そして芳ばしい薫りがさらに“空腹アラーム”のボリュームを上げる。流儀に従い、両手でつかみ、そしてかぶりつく。カリッという外皮が裂ける音と共に、口の中に濃厚な肉汁が滴り、そして広がる。どの部位を食べても外の焼き加減、内部の火のとおり全てが同じ。部位による雑味が感じられない。味は、塩とこしょう、そして若鶏本来の柔らかいうま味だけで構成されている。だから、クセがない。テーブルに運ばれてきたとき、これは食べきれない、と思ったけれど、夢中に“むしり”口に入れる繰り返しの結果、丸皿に残ったのはきれいに身が削がれた骨だけだった。この味覚と物理的満足感が多くの人を虜にしているのだろう。
 


〈Big Ben 臼田店〉
長野県佐久市臼田140-11
11時30分~14時。17時30分~22時
第1、3水曜休
0267-82-6444
https://www.instagram.com/bigben_segawa/?hl=ja

日本酒造りに宿る“温故知新”と“美学”を知る旅。

蒸米をする釜場。酒造りのダイナミックな世界との遭遇。未体験の連続。

一つ一つの工程に物語がある。酒造りをもっと知りたいと思った。

この大きな扉の先は蔵の心臓部の入り口。麹、酒母、もろみ造りが中で行われる。

酒母タンクから立ち上がる香気はグレープフルーツのような優しい香りを感じる。

タンクの中の醪(もろみ)搾りを待っている。

初めて口にする仕込水(八ヶ岳山系伏流水)に佐久の日本酒のDNAを知った気がする。

左から『発泡性純米酒 たまゆら』770円(300ml/税込)、『新酒 しぼりたて 華酒』1,320円(720ml/税込)、『純米大吟醸 蔵』3,025円(720ml/税込)*テイスティング内容は本文を参照ください。

井出さんのレクチャーを聞きながらの試飲は、その個性がストレートに伝わる。

〈アンテナショップ『酒楽』〉のコーナーにディスプレイされた酒造前掛け。センスが良い。

1856年(安政2年)の新酒出荷数を記載した帳簿。

〈橘倉酒造〉敷地内を行き来する江戸時代からの歴史の時空。正面に見える白い印旗は“酒蔵に在り酒を醸し蔵人になる”をコンセプトにする体験型宿泊空間『KURABITO STAY』のエントランス。新旧の酒蔵文化が交錯し融合する今注目のプロジェクト基地だ。

〈Big Ben〉を出て、おとめ座通りをさらに北東に進むこと約10分。きょう最後の訪問地、〈橘倉酒造〉へ到着。その佇まいは荘厳で、酒蔵というより、むしろ大名屋敷のようでもあった。門を通らず、左手にあるギャラリー兼店舗のような『酒楽』と書かれた建物に入る。店内には当酒造の商品を中心に、著名人が訪れた記念画像や酒蔵の歴史文献などが展示されている。

あらかじめ蔵見学の希望を伝えていたため、レジカウンターで作業をしていた女性に名前を告げた。すると奥のほうから男性が姿を見せた。名刺をいただく。見ると「代表取締役 井出 平」とある。訪問前にホームページで見かけた人だった。〈橘倉酒造〉第19代当主。1696年(元禄9年)創業から約330年の歴史を担う人。恐縮と緊張が背中をさする。「では、まいりましょうか」と店舗を出た。先ほど、足を踏み入れようとして立ち止まった、あの威厳を感じる門を通り奥へ進む。左手に用水路が通っている。静かな水音が素敵だ。

正面突き当たりを左に折れると、その先にくぐり戸が備わる大きな蔵のような家屋がある。井出さんの後につきくぐり戸を抜けた。すると突然目の前に広大な空間が開く。内部は思ったより大きい。その一角で指定の靴に履き替え、ビニールキャップを被る。もちろん、酒造りの衛生に配慮するためだ。周囲には酸味を含んだ米を蒸す匂いが漂っている。井出さんと共に大量の蒸気がたちのぼる、白い布で覆われた巨大な釜のような容器のそばに立つ。「これは蒸米(むしまい)といって酒造りの工程で、非常に重要な作業です」と説明いただく。釜場と呼ばれるこの場所は、米の香りが充満し、温かくて懐かしい香りに包まれている。次の工程へと移動するとき、太い梁の下に設置された江戸時代の日本酒造りの工程が描かれた絵巻図が目に留った。井出さんの話を聞き、日本酒造りの繊細さとその労力の多さに驚く。それらはまるで芸術品の完成までを見ているようでもあった。その後も幾つかの工程を見学しながら醸造所の空間を移動した。見るもの全てが非日常でそして新鮮だった。

アンテナショップ『酒楽』に戻り、蔵見学にプログラムされている試飲の時間となった。先ほどまで酒蔵に入り日本酒造りを垣間見た後の試飲にはトクベツな感覚がある。自分が唎酒師になったような気分だ。日本酒の試飲の前に「ちょっとこちらを飲んでみてください」とテーブルに置かれたのは「仕込水」のラベルが貼られたボトルだった。ほんのり甘く柔らかい。堪能していると井出さんが「優れた日本酒造りには良質な水が欠かせません。この水は八ヶ岳山系千曲川の伏流水なのです」と教えてくれた。もう一度貴重な水の味を確かめて、いよいよ試飲に。

まずは発泡性純米酒から。アルコール度数8%で優しいニュアンス。程よい甘さと酸味が爽やかで、女性好みの味だ。ボトルデザインのモダンなグラフィックスがお洒落。次はアルコール度数19度という強さを秘めた逸品。けれどその素性を感じさせない飲みやすさと上品な香りに魅了された。そして最後は純米大吟醸が待っていた。大吟醸が持つ高級感の中に、はっきりとした米のうま味を感じる。すっと香りが立つ印象。「食中酒としても相性の良い純米大吟醸ですよ」と井出さんがささやいた。試飲を終えた感想は、少しだけ日本酒に詳しくなったかもしれない。

〈橘倉酒造〉からの帰り道。きょう1日を振り返る。ローカル線を舞台に『HIGH RAIL 1375』に乗車し、沿線の街に存在する伝統の酒蔵を訪問した経験は、大げさではない非日常だった。それは「ふらっと旅に出る」という表現がふさわしい。なぜかとても気が楽だ。これが鉄道旅の不変的な魅力なのかもしれない。それに、美味しい日本酒を楽しみながら次の目的地へと旅することができるのだから。


〈橘倉酒造〉〈アンテナショップ『酒楽』〉
長野県佐久市臼田653-2
10時~17時
水曜休
0267-82-2006
【蔵見学】1週間前までに要予約(有料試飲500円税込)
 

取材・撮影・文:Go NAGANO編集部(佐藤)、モデル・リポート:恵理

*『HIGH RAIL 1375』に関する詳しい情報は下記サイトをご参照ください。
https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/highrail1375.html

NEWS!『集え!駅酒(えきしゅ)パート!』第3弾「鉄道で巡る 信州 日本酒・甘酒スタンプラリー」

「鉄道で巡る 信州 日本酒・甘酒スタンプラリー」応募用紙、そのものが旅の記念であり記憶。

現在、JR東日本長野支社では長野県内10エリアを舞台に『集え!駅酒パート!』第3弾「鉄道で巡る 信州 日本酒・甘酒スタンプラリー」を開催中。 今回『HIGH RAIL 1375』で巡る小海線沿線、“思い立ったが吉日”酒蔵・味噌蔵・星空ロマン旅。『ローカル線列車旅-日常のちょっと先にあったトクベツな時間』紀行編。でも紹介した〈佐久の花酒造〉〈橘倉酒造〉も、このスタンプラリーの提携先です。 *詳しくは下記インフォメーションをご覧ください。

『集え!駅酒パート!』第3弾「鉄道で巡る 信州 日本酒・甘酒スタンプラリー」
第3弾となる今回は、日本酒に加え甘酒もお楽しみいただけるスタンプラリーにパワーアップしました!
信州の恵まれた気候風土により育まれた酒米から造られる日本酒や美と健康にも効果的な甘酒を列車旅と共にご堪能ください♪
鉄道と日本酒や甘酒を楽しむスタンプラリーにぜひご参加ください♪

開催期間:2023年1月20日(金)~2023年6月30日(金)

特設サイト:https://www.jreast.co.jp/nagano/ekisyupart/

【参加方法】
1 専用パンフレットを入手
参加鉄道会社の主な駅またはスタンプラリー対象の酒蔵・味噌蔵でスタンプ台紙(応募はがき)がついた専用パンフレットを入手します。
※専用パンフレットは特設サイトからもダウンロードいただけます。

2 対象の駅と酒蔵・味噌蔵でスタンプを集める
専用パンフレットに掲載されている駅で駅スタンプを1個押印します。
各酒蔵・味噌蔵では、税込1,000円以上お買い上げいただくとスタンプ台紙にスタンプを1個押印します。
駅スタンプ1個、酒蔵又は味噌蔵スタンプ2個の合計3個を集めると、以下の各賞に応募いただけます。

(1)信州の日本酒賞:日本酒2本または日本酒1本・甘酒1本
(2)信州の甘酒・発酵食品賞:甘酒・味噌など
(3)信州の農産物賞:6種類のなめ茸が楽しめるなめ茸セット
※同じ酒蔵・味噌蔵で税込2,000円以上お買い上げの場合でも、スタンプは1個のみ押印となります。
※1枚のスタンプ台紙(応募はがき)に同一の酒蔵・味噌蔵スタンプを押印したはがきは、無効となります。
※1枚のスタンプ台紙(応募はがき)で応募できるのは1つの賞のみです。
※各酒蔵・味噌蔵の定休日、営業時間等は特設サイトでご確認ください。

3 応募方法
スタンプを集めたら、スタンプ台紙(応募はがき)に必要事項を記入いただき、63円切手を貼りポストに投函してください。

4 応募期間
2023年7月10日(月)まで ※2023年7月10日(月)事務局必着

【当選者数】
各賞に応募いただいた方の中から抽選で合計128名様に以下の賞品が当たります。
(1)信州の日本酒賞:53名様
(2)信州の甘酒・発酵食品賞:11名様
(3)信州の農産物賞:64名様
※「信州の日本酒賞」へのご応募は、20歳以上の方に限ります。
※当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
※各賞の内容は変更となる場合がございます。
※各賞の商品内容は選べません。

 

閲覧に基づくおすすめ記事

MENU