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『ゲレ食バトル2023-2024』開催中!投票締め切り間近! パティシエ、料理研究家など、食のプロたちの“推しゲレ食”はどのメニュー!?

長野県のゲレ食No1を決める「ゲレ食バトル2023-2024」。今年も各スキー場による工夫をこらしたメニューが大集合! 
どのメニューに投票しようか迷っている方必見! 今回は長野県で活躍している“食のプロ”たちに、気になる“推しゲレ食”を聞きました。投票前にこちらの記事も要チェックです!

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めざましい進化を遂げるゲレ食のナンバー1を決める食のイベント

1987年に公開された映画「わたしをスキーに連れてって」の影響で一大スキーブームが起こり、長野県のスキー場にも多くの人が押し寄せました。お昼時ともなれば、食堂は長蛇の列に。そんな中、素早く提供でき、さっと食べられることでカレーやラーメンなどに人気が集まり、ゲレ食の定番メニューになりました。

ピーク時は1,800万人以上だったスキー人口も2,000年代に入った頃から徐々に減少。
そこで、各スキー場が当時の活気を取り戻したいという思いで考えたのが「食の充実」です。
食材や調理にこだわった本格的なメニューを開発したり、行列ができる人気店のメニューを積極的に取り入れたりなど、スノーアクティビティだけでなく、年代や男女問わず、すべての人に“食”が主となる体験を提供することで巻き返しをはかってきました。

そして、2013年。「メニューの選択肢が少ない…」「おいしくない…」など、スキー場で食べる食事のマイナスイメージを払拭し、スキー場に足を運んでもらうことを目的とした食のイベント「第1回ゲレ食バトル 2013-2014シーズン」がスタートしました。

「ゲレ食バトル」とは、参加スキー場が趣向を凝らしメニューを開発。味、ボリューム、価格、おもてなし、オリジナリティをお客さんが総合的に評価・採点し投票。総合得点数から上位を決める食のコンテストです。

コロナ禍で開催を見送ってきましたが、今期、見事復活。
8回目を迎え、ますますレベルもクオリティもアップデート。今回参加の24のスキー場が創意工夫を凝らした41のメニューをひっさげ、スキーヤー、スノーボーダーたちの胃袋をガッチリつかみにかかります!


…ということで、今回は、実際に食べに行く前段階として“長野県で活躍&食に精通する”7名のオブザーバーに「このメニューを食べてみたい!」「気になる!」という“推しゲレ食”を選んでいただきました!

どれもこれも気になるメニューがいっぱい! 早速オブザーバーの皆様方の気になるメニューをのぞいてみましょう♪

オブザーバーが選んだメニュー紹介

1.カフェ&パティスリーロンディネッラ シェフパティシエ 戸谷尚弘さんの推しゲレ食
「奥志賀スーパーバーガー」 @奥志賀高原スキー場(山ノ内町)

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■メニューキャッチ
つなぎゼロ、和牛100%のパティが3枚もサンド!

■メニューの説明
つなぎなしの和牛肉100%のパティを、なんと3枚も重ねたボリューム&食べ応え満点のバーガー。レタス、トマト、紫オニオンをはさみ、ケチャップ、マヨネーズ、からしバターの特製ソースで仕上げました。総重量約270g! フレンチポテトフライとオニオンリングも付くので、腹持ちもバッチリです!

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■オブザーバーコメント
推薦人:カフェ&パティスリーロンディネッラ シェフパティシエ 戸谷尚弘さん

ゲレンデは私にとっては非日常的な空間、特別な時間を過ごせる場所です。
そんな特別な時間に食べたいと思うのは特別で贅沢な物です。
「奥志賀スーパーバーガー」は、つなぎなしの和牛100%という贅沢なパティが3枚も重なっております。
さらにフライドポテトだけでなく、オニオンフライもセットになっているというスペシャルなボリュームはかなりテンションが上がります。
ボリューミーなハンバーガーは男子の夢の様な位置付けだと私は思っておりますので、ゲレンデでのスペシャル感で贅沢感が増すのは間違いないと思い、選ばさせて頂きました。

■オブザーバープロフィール
ObserverProfile

戸谷尚弘(Naohiro Todani)
株式会社メゾンビー代表取締役 兼 シェフパティシエ。ヨーロッパ修行で出合ったバスクチーズケーキを日本に広めた第一人者。バスクチーズケーキ専門店「GAZTA(ガスタ)」、カヌレ専門店「LE TREIZE(ル トレーズ)」など都内に5つの店舗を展開するほか、2022年長野市篠ノ井に「カフェ&パティスリー Rondinella(ロンディネッラ)」をオープン。

2.信州ラーメン界のカリスマ 塚田兼司さんの推しゲレ食
「とろ~りチーズの温玉キーマカレー」 @白馬八方尾根スキー場(白馬村)

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■メニューキャッチ
特製チーズソースとろける濃厚キーマカレー

■メニューの説明
キーマカレーの要となるスパイスは、マンゴーチャツネ等の調味料をブレンド。日本人の味覚にあわせ、ほどよい辛みの中にほんのりエスニックを感じられるのが特徴です。チェダーチーズ、エメンタールチーズ、ゴーダチーズを合わせファンデュ風に仕上げた濃厚チーズソースと温玉がとろける食感を実現。軽くまぜていただくとマイルドな味わいが楽しめます。

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■オブザーバーコメント
推薦人:信州ラーメン界のカリスマ 塚田兼司さん

ゲレ飯の定番といえばやっぱりダントツでラーメンとカツカレー‼️
このゲレ飯文化は昭和の時代からブレることなく変わらずスキーヤー達に愛されてきました!
数あるゲレ飯の中から今回自分のハートがグラッとしたのが…
白馬八方尾根スキー場さんの「温玉チーズカレー」です‼️
ドライカレーに温玉が添えられチーズのドームに包まれたこのビジュアルは
滑り疲れた身体に生気と至福を宿してくれるはず‼️
コレだけを目的にゲレンデまで馳せ参じてしまうかも♡笑笑

■オブザーバープロフィール
ObserverProfile

塚田兼司(Kenji Tsukada)
(有)BOND OF HEARTS 代表取締役。「頑固麺飯魂 気むずかし家」「信州神麺 烈士洵名」をはじめ、国内に10店舗のラーメン店を経営。ほか、CATVでラーメン番組の司会、イベントプロデュースなど活躍は多岐に渡る。2024年長野県飯綱町にラーメンの枠にとらわれない新店舗「CAFE is K.T」をオープン。

3.料理研究家 赤沼真知子さんの推しゲレ食
「山賊焼ラーメン」 @奥ダボススノーパーク(上田市)

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■メニューキャッチ
相性抜群!山賊焼きコク旨スパイシーラーメン

■メニューの説明
スープは鶏首殻のみで炊き出した鶏の旨味がたっぷり染み渡ったベースに醤油ダレと大量の煮干しとナンプラーで仕立てました。山賊焼きは手羽元の骨を丁寧に取り除き、揚げる直前に隠し味にカレー粉を加え、旨味が強い特製ダレに24時間漬け込みました。ジューシーな山賊焼きとスープ、そしてコシが強い麺。丁寧に仕上げた鶏づくしの食べ応えある一杯です。

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■オブザーバーコメント
推薦人:料理研究家 赤沼真知子さん

スキーのお昼ご飯といえば、ラーメン! そしてカレー!
アツアツのスープの湯気でふーふーしながらラーメン食べたいですよね。
きちんと鶏ガラや煮干しでとったという美味しいスープがそそります。ぜひ味わってみたいです。
私はご当地グルメの山賊焼が大好きなので、いろいろなお店を食べ歩きしています。こちらにのっかっている山賊焼もぜひ、食べてみたいのです! しかも、スパイスが効いたカレー風味といったらなおさらです。ラーメンと、スパイスカレー風味なんて、興味津々です。

■オブザーバープロフィール
ObserverProfile

赤沼真知子(Machiko Akanuma)
「Cooking Location」主宰。幼稚園教諭を経て、ニュージーランドの語学学校を卒業。英語塾講師のかたわら、アジア諸国で料理の食べ歩きと修行をする。現在は東南アジアの郷土料理を中心に、伝統に忠実に、天然、自然に近い手法で伝える料理教室を開催。長野県内のカルチャーセンターや文化施設で料理講師を務めている。

4.大食いブロガー&YouTuber ガデュさんの推しゲレ食
「旨辛チーズポーク野沢菜ライス」 @野沢温泉スキー場(野沢温泉村)

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■メニューキャッチ
栄養バランスバッチリ!食べ進めれば進むほどご飯もススム‼

■メニューの説明
香味野菜のきいたしょうゆベースのタレで味付けした、豚バラ肉がたっぷりのった、ご飯がモリモリ進む一品です。ご飯には、地元特産の野沢菜を油で炒めたものを混ぜ込み特製スパイスで味付けました。豚肉の上には、ブロッコリーと温泉たまご、そしてチーズをトッピング。注文を受けてからオーブンで焼き上げるので、アツアツ&トロトロを召し上がっていただけます。

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■オブザーバーコメント
推薦人:大食いブロガー&YouTuber ガデュさん

ウインタースポーツを楽しむには元気な身体が必要!ゲレ食は味ももちろん楽しみですが、元気な身体を維持する為にも重要です。このメニューには身体を作るタンパク質とスタミナを維持する炭水化物がたっぷり!
さらに豚肉にはご飯などの糖質を体内でエネルギーに変える為の必要栄養素ビタミンB1 が豊富!即効性のゲレ食なのでは!?
さらにさらに!旨辛のタレと焼きたてのあつあつが身体を温めてくれます!加えて温玉に香ばしく焦げ目のついたチーズ…味も保証つきでしょう。そしてなんといっても地元野菜の野沢菜を混ぜ込んだご飯!県外からのお客様も長野の地元食材楽しんでもらえます!これぞ長野のキングオブゲレ食なんじゃないかとボクは推しちゃいますね‼ 
…これ5kgくらいで食べたいなぁ〜。

■オブザーバープロフィール
ObserverProfile

ガデュ(Gadu)
Ameba公式トップブロガー。デカ盛り&B級グルメの食べ歩きブログ「デカ盛りんぐ」のほか、登録者数約10万人のYouTubeチャンネル「動く!デカ盛りんぐ」などを運営。全国各地にデカ盛り&旨いものがあると聞けばすぐさま駆けつけるフットワークの軽さも魅力。

5.時短レシピの達人 神社あゆさんの推しゲレ食
「豚野菜ラーメン」 @治部坂高原スキー場(阿智村)

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■メニューキャッチ
まんま人気店の味!毎日でも食べたいG系ラーメン

■メニューの説明
豚骨と鶏ガラをじっくり炊き出した豚骨醤油ベースのスープに背脂でパンチをプラス。食べ応えありながらも食べやすく仕上げたガッツリ系ラーメンです。もやし専門業者から直接仕入れた新鮮なもやしとキャベツの上にフライドオニオンをのせました。スープと好相性の自家製極太麺、厚切りチャーシューも絶品。刻みニンニクはお好みでどうぞ。

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■オブザーバーコメント
推薦人:時短レシピの達人 神社あゆさん

ラーメン屋さんでは決まってタンメンを頼みます。なので一番野菜の多いラーメンを選びました(笑)。
シャキシャキっとしたあまり火を入れていないもやしが大好きです。豚骨と鶏ガラベースのタレにどれだけの旨味があるのか・・・(驚愕)食べてみたいです。
ちなみにチャーシューを食べるタイミングは、「最初に麺の中に隠しておいて偶然出会ったタイミングでいただく」というのが私のラーメン作法です♡

■オブザーバープロフィール
ObserverProfile

神社あゆ(Ayu Jinjya)
Instagramのフォロワー13.6万人。TikTok3.6万人の料理系インフルエンサー。11歳、9歳、6歳、4歳、2歳、5児の子育てをしながら、時短&簡単レシピ、お弁当レシピなど、節約しながらできる時短簡単料理を日々投稿中。雑誌、テレビなどメディアにも多数出演。

6.「DOON食堂 印度山」 店主 シルプカー・アシシュさんの推しゲレ食
「ヤスズカドン(ジンギスカンドン)」 @あさひプライムスキー場(朝日村)

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■メニューキャッチ
老舗人気肉店とコラボ、郷土愛あふれるジンギスカン丼

■メニューの説明
塩尻市にある創業65年の老舗「安塚精肉店」。地元の人は知らない人がいないほど、大人気商品「味付けマトン」を使った「ジンギスカン丼」です。お店独自のタレで味付けた柔らかいマトン肉をキャベツのみで炒めてご飯の上へ。トッピングの半熟卵を崩して味変してもおいしいです。付け合わせの漬物は、地元農家さんで収穫し、スタッフみんなで漬けました。こちらもあわせてお楽しみください。

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■オブザーバーコメント
推薦人:「DOON食堂 印度山」 店主 シルプカー・アシシュさん

私の国、インドではマトンがごちそうです。寒い冬に体をあたためるマトン食べたい!手作りのお漬物もおいしそうです。日本のご飯、大好きです!

■オブザーバープロフィール
ObserverProfile

シルプカー・アシシュ(SHILPKAR Ashish)
2005年「日本国際博覧会(愛・地球博)」のインド館スタッフとして来日し、その後結婚。2016年松本市「松本はしご横丁」に北インド家庭料理の店「DOON食堂 印度山」をオープン。スパイスカレー教室の講師を務めるほか、ガラムマサラを入れたオリジナル七味唐辛子やレトルトカレーなど、地元企業と共同開発した商品も。

7.GoNAGANO編集者 佐藤一石さんの推しゲレ食
「ベイクドアップルバーガー」 @蓼科東急スキー場(茅野市)

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■メニューキャッチ
甘味、酸味、旨味が一体となった贅沢バーガー

■メニューの説明
長野県のオリジナルブランド豚・信州米豚と信州牛を50%ずつ配合した肉々感あるジューシーなパティに、リンゴを香ばしく焼いたベイクドアップルを添えました。ほんのり甘みのあるブリオッシュバンズ、肉厚なパティ、トマト、レタス、チェダーチーズの層。そして甘じょっぱいハニーマスタードソースが口の中で一体となり旨味が口いっぱいに広がる贅沢なハンバーガーです。

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■オブザーバーコメント
推薦人:Go NAGANO編集者 佐藤一石さん

日本を代表するクラシック・リゾートホテル=蓼科東急ホテルの“プライベート・ゲレンデ”的存在の蓼科東急スキー場。
そのスキーセンター上階にあるレストラン・ビーンズに登場した冬季限定メニュー『ベイグドアップルバーガー』。昨今、スキーリゾートのバーガーといえば「肉汁滴る圧倒的ボリュームのハンバーガー」が主体。しかし当地のバーガーは“ハンバーガー”ではなく、“ベイグドアップルバーガー”。今回は“そこ”に惹かれました。
「ハンバーガーという名称にしなかったのは、あえてビーフ100%ではなくポークとの合挽にしたかったからです(ハンバーガー=牛肉のパティ)。この配合によりパティに上品なコクと甘さが生まれます」と料理長の茅野裕昭さん。
たしかに、口に含むと、最初に感じるのは「サンふじ」を使ったベイグドアップルの甘味とまろやかな酸味。そして5秒ほど遅れて、ゆっくりと肉のコクが訪れる。試しに備え置きのケチャップやマスタードを付け食べてみたけれど、「さんフジ」の味が壊れもったいない。だからピクルスのトッピングない。ひと言で表現するなら「華麗なるライト・ローテーション!?」。この味なら、蓼科東急スキー場のメインゲストとなるファミリー層にベストマッチする。東京のトレンディ飲食店のシェフを経てきた茅野さんの“最適解”メニューが、この小さなスキー場で開花した。

■オブザーバープロフィール
ObserverProfile

佐藤一石(Ikkoku Satou)
編集者。2016年、東京都新宿区から白馬村へ家族(パートナー&犬)と共に移住。民放テレビ局を経て、出版社で雑誌編集を担当(カルチャー、ファッション、グルメ&ワイン、トラベル)。現職は長野県公式観光サイト『Go NAGANO』クリエイティブを担当。

滑って、食べて、投票しにゲレンデへGO!

回を重ねるごとにアップデートする「ゲレ食バトル」。今年も各スキー場渾身のひと皿が出揃いました。
今回は、食のプロ7名に気になるメニュー7品を選んでいただきましたが、紹介できなかったメニューの中にも、気になるメニューはたくさんあり、正直すべてが「食べてみたい!」と思わせる力作揃いでした。

地元でとれたルバーブを使った「ルバーブカレー」。高タンパク質、低カロリーな鹿肉を使ったボリューム満点の「鹿肉バーガー」。雪を見立てた真っ白なヴィシソワーズソースをトッピングした「カレーうどん」などなど。どこでも食べられる&個性がないゲレ食から、ここでしか味わえない進化系の“ネオゲレ食”へ。

スキー、スノーボードを滑るためだけでなく、ゲレ食もスキー場を選ぶ際の重要なポイント。ぜひ下記をチェックし、スノーアクティビティと共に、グルメも満喫して「ゲレ食バトル」にご参加くださいね♪

各スキー場の参加メニューはこちらをチェック!
■佐久・軽井沢・菅平エリア/飯山・野沢・北志賀高原エリア/志賀高原エリアはこちら
https://www.go-nagano.net/food-and-drink/id20680

■HakubaValley・松本エリア/木曽・伊那谷エリア/中央道・八ヶ岳エリアはこちら
https://www.go-nagano.net/food-and-drink/id20679


応募方法は、各参加スキー場にある専用QRから投票。
投票した方の中から抽選で、長野県全スキー場で利用可能な「長野県共通一日券(引換券)」(※)を300名様にプレゼント!
※「引換券」は2024年3月31日まで有効

投票期間は2024年2月11日(日)まで。チャンピオンメニューは2月20日(火)に発表予定です!

あなたの一票で今年のチャンピオンが決まります。ガンガン滑って、ガッツリ食べて、長野県のスキー場を応援しよう!


取材・文:大塚真貴子 イラスト:くわはらえりこ

 

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