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注目!みなこいの美酒×美食を伝える 「アルプスの里 五蔵」

「みなこい」地域(宮田村・中川村・駒ヶ根市・飯島町)はウイスキーや日本酒、ワインなど多様な酒メーカーがある全国でも希少な場所。「アルプスの五蔵」として各酒造が結束し、酒蔵ツーリズムを推進しています。

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本坊酒造 マルス信州蒸溜所|宮田村

厳選された一樽から瓶詰めされたシングルカスクウイスキー「駒ヶ岳」

鹿児島県に本社がある「本坊酒造」が「日本の風土を生かした本物のウイスキー造り」をめざし、1985年、中央アルプス木曽駒ヶ岳の麓に開設したのが、長野県唯一のウイスキー蒸溜所「マルス信州蒸溜所」。
澄んだ空気と中央アルプスの伏流水によって仕込まれ熟成されるウイスキーは希少性が高く、シングルカスクウイスキー「駒ヶ岳」など、全国のウイスキー愛好家に親しまれています。一時は蒸溜を休止した時期もありましたが、2011年に再開。普段見ることのできないポットスティル(単式蒸溜釜)やウイスキー製造プラント、原酒の貯蔵庫などが自由に見学できます。

長野県唯一のウイスキー蒸溜所「マルス信州蒸溜所」では、工場見学も受け付けています

本坊酒造から『Go NAGANO』読者へ

自然に溶け込んだ蒸溜所のたたずまいと、そのイメージに合う「クリーン&リッチ」な味わいのウイスキーを製造しています。また「信州蒸溜所」のほかに、鹿児島県に「津貫蒸溜所」と「屋久島エイジングサイト」の2つの蒸溜所、さらに3つの貯蔵庫も持っていることで、ほかにはない多彩な原酒を造れることが私たちの大きな強みです。国内はもとより世界水準をめざし、2020年秋には「信州蒸溜所」をリニューアルしました。「みなこい」地域の各酒造と連携し、中央アルプスの麓、標高798メートルに位置する素晴らしい環境のなかで醸されるウイスキーを、この自然とともに味わっていただけたらうれしいです。

南信州ビール 駒ヶ根醸造所|宮田村

苦み・甘味・香味の上品なバランス「アンバーエール」は、南信州ビールの定番人気のひとつ

1996年、長野県第1号のクラフトビールメーカーとして誕生し、中央アルプスの雪解け水を豊富に含んだ伏流水を地下120メートルから汲み上げ、柔らかい口当たりと華やかでフルーティな味わいのビールを生み出しています。商品開発力と地域の生産者とのコネクションを強みに、4種類の定番商品はもちろん、四季折々の季節限定ビールや、地元共生の考え方を積極的に取り入れた南信州産のりんご使用の「アップルホップ」、大鹿村産のブルーベリー使用の「ブルーベリーホップ」といった付加価値の高いフルーツビールを製造。「駒ヶ根醸造所」は、「マルス信州蒸溜所」内にあります。

南信州ビールから『Go NAGANO』読者へ

山岳観光を中心に発展してきた「みなこい」地域ですが、豊富で良質な水をいかした多くの酒造メーカーが埋もれた素材になっていました。そこで今回の五蔵の結束を機に、酒蔵ツーリズムという切り口から、さまざまな角度で広域にわたって多くの人に楽しんでいただける地域になりたいと考えています。イベントだけで終わるのではなく、私たちは酒蔵ツーリズムを軸に、今後は観光事業者や周辺地域とも連携し、山岳観光はもちろん、アクティビティや体験なども見据えて発展していく予定です。そのなかで南信州ビールもこの地域の素材の一部と捉えていただき、こうした魅力が点在している地域を楽しんでいただけることに期待しています。

「マルス信州蒸溜所」内にある 「駒ヶ根醸造所」。マルスの工場見学と合わせて無料の工場見学を実施しています

長生社|駒ヶ根市

〝純・地産地消〟で、県外では手に入りにくい長生社の代表銘柄「信濃鶴」

1883(明治16)年創業。代表銘柄「信濃鶴」は100年を超える歴史を誇ります。純米酒だけを醸造する全量純米蔵は長野県初であり、全国でも5番目にランクされますが、近年はさらに進化し、すべての日本酒を高い技術が伴う純米吟醸酒で醸しています。もちろん県内唯一。酒米にもこだわり、地元飯島町産の酒造好適米「美山錦」をほぼ全ての酒で使用しています。単一産地、単一銘柄の米を100%使用している蔵は全国でも類を見ません。「毎日飲めるお酒をおいしく」をモットーに造られる純米吟醸地酒はリーズナブルかつハイクオリティです。

長生社から『Go NAGANO』読者へ

醸造に適した中央アルプスの清冽で豊富な伏流水を求め、長い年月の間に「みなこい」地域には、日本酒やウイスキー、ワイン、養命酒のメーカーが集まりました。現在は酒蔵ツーリズムという大きな枠組みのなかで五蔵が団結しており、さらに酢を醸造する内堀醸造もあることが地域のひとつの強みになっています。長生社としては純米蔵に特化し、吟醸酒にこだわって醸造していますが、日本酒は右肩下がりの業界ともいわれるなかで、地域のさまざまな酒造メーカーが力を合わせていくことは大きな魅力になります。この特徴的な地の利をいかし、「みなこい」地域として観光とも融合し、国内外に向けたアピールをしていきたいと思っています。

全量純米酒化で、地元の酒米、アルプスの伏流水でつくる小さな酒蔵「長生社」の日本酒をぜひ一度

養命酒製造(株)駒ヶ根工場|駒ヶ根市

「薬用養命酒」の知恵をいかしてつくるクラフトジン「香の森」

14種類の自然の生薬を配合した滋養強壮効果のある薬用酒「薬用養命酒」は、「みなこい」地域が発祥の地。1602年の「養命酒」製造開始以来、4世紀以上この地に根ざし、中川村を経て、1972年、駒ヶ根市の約36万平方メートルの森のなかに製造工場が新設されました。「養命酒」の効力は全国へと知れ渡り、長年培った歴史と知識、経験をいかしてより世の中の豊かな健康生活に貢献すべく、近年はクロモジや日本伝統の和製ハーブなどを使ったクラフトジンや果実を使ったリキュールなども製造しています。2017年にリニューアルした駒ヶ根工場は、自然散策ができるよう森を整備し、ハーブを中心とした花畑もあります。

養命酒製造(株)から『Go NAGANO』読者へ

「薬用養命酒」の製造に関わって400年以上の歴史と高い品質管理といったノウハウ、そして中央アルプスからの良質な軟水の伏流水が得られる環境をいかし、クラフトジンをはじめとする新しい製品づくりにも挑戦しています。今回、この「みなこい」地域の酒造メーカーと協力して一緒に酒蔵ツーリズムのプロジェクトに携わることができたことは大変ありがたく、感謝しています。多くの方に種類豊富な酒造メーカーが集まるこの珍しい地域をもっと知っていただき、このエリアに足を運んでいただけたらうれしいです。当駒ヶ根工場では、ぜひ自然散策をしながら心も体もリフレッシュしてください。

養命酒健康の森を有し、工場見学やイベントも開催。カフェやショップもあるので、家族連れでも楽しめます

米澤酒造|中川村

上質な純米大吟醸として高い評価を得る米澤酒造のフラッグシップ「年輪」

中川村で1907年に創業し、2014年から「かんてんぱぱグループ」となりました。同村や飯島町で作った酒米「美山錦」をメインに使用し、代表銘柄「今錦」をはじめとする日本酒を醸しています。全ての日本酒を昔ながらの酒槽(さかぶね)で搾る県内唯一の酒蔵で、伝統と新しい技術が融合した上質な酒造りをめざしているのが特徴。2020年の世界酒蔵ランキング9位。「純米大吟醸 年輪」は「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2020」で純米大吟醸の部で金賞を受賞し、さらに「リージョナルトロフィー」を受賞してベスト8に選出されました。

米澤酒造から『Go NAGANO』読者へ

「酒槽搾り」は非常に手間のかかる手作業の技法で、通常の搾り方より圧力がかからないぶん、雑味のないピュアな味わいの日本酒が生まれます。こうした魅力を酒蔵体験などで楽しめるのが酒蔵ツーリズムですが、さらにハイクオリティに地域のこだわりの食材を最高の技術と知恵で仕上げ、地元の酒とともに楽しめるのが「みなこいグランシェフ」プロジェクトです。この地でしか味わえない食を目的とし、県外、国外の方々においしい酒との出合いを楽しんでもらえたら。そして多彩な酒や食事の楽しみ方が地域の評価につながり、地域全体が盛り上がって地元の若者にも誇りをもってもらえる地域になったら素晴らしいと感じています。

上質な純米大吟醸として世界各国から高い評価を得る代表銘柄「今錦」を冠に、アルプスの麓で日本酒づくりに精魂込める米澤酒造

いかがでしたか。長野県の美しい自然を享受して、世界へ美酒を届ける「アルプスの里 五蔵」。その味、その土地の風土に触れて、自然の本当の豊かさを体感してみませんか。大切な人へのプレゼント探しにも、友人や家族との工場見学トリップアイデアにも、ぜひ各蔵のホームページをチェックしてみてください。

 

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