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飯田駅から徒歩圏内の観光スポットまとめ|徒歩でいける美術館や城跡、公園などをピックアップ

長野県南部、静岡県との県境に位置する飯田市。人口1万人あたりの焼肉店舗数が全国最多を誇る「日本一の焼肉の街」としても知られ、個性豊かな食文化と城下町の歴史が息づくエリアです。JR「飯田駅」周辺には、りんご並木をはじめ、美術館や城跡、動物園など見どころが点在しています。

この記事では、飯田駅から徒歩約20分圏内の観光スポットをご紹介。まち歩きを楽しみながら、飯田ならではの文化や歴史にぜひふれてみてください。(2026/3/19)

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TOP PHOTO:飯田駅(出典:photoAC)
 

記載の情報は記事構成時点(2026年2月)のものとなります。各施設の営業状況等は変更になる場合がございます。最新の情報は各施設にご確認ください。

 

01 信州飯田焼肉研究所

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飯田駅から徒歩約5分。焼肉のまち・飯田の魅力を発信するスポット ©信州セキュアフーズ株式会社

飯田市は、人口1万人あたりの焼肉店舗数が5.26軒と全国最多を誇る「日本一の焼肉の街」(※1)。市内には約60軒の焼肉店があるともいわれ、地域に深く根づいた食文化となっています。

南信州では、豚肉や羊肉、ホルモンなどを楽しむ焼肉文化が古くから親しまれてきました。近年では牛肉も加わり、さまざまな種類・部位を味わうスタイルが定着。農作業の合間や地域の集まりでは、大きな鉄板を囲んで焼肉を楽しむ風景が今も見られます。精肉店が鉄板や道具一式を届ける「出前焼肉」の文化も、この地域ならではの特徴です。

そんな焼肉文化を発信する施設『信州飯田焼肉研究所』は、JR「飯田駅」から徒歩約5分に立地。焼肉文化の歴史を紹介するほか、11メートル29センチという世界最長(※2)の焼肉用鉄板も展示されています。市内の焼肉店・精肉店の情報を記載した「焼肉のまちカード」の無料配布や関連商品の販売も。街歩きのスタートに立ち寄れば、飯田という街の個性をより深く感じられるはずです。

(※1)令和3年南信州畜産物ブランド推進協議会発表
(※2)2021年11月29日時点

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焼肉文化の歴史を紹介するパネルや11メートル29センチにおよぶ焼肉用鉄板が展示されています ©信州セキュアフーズ株式会社

【INFORMATION】

【スポット名】信州飯田焼肉研究所
【住所】長野県飯田市中央通り3-8(☞Google Maps
【アクセス】飯田駅より徒歩約5分
【詳細】公式Instagram

02 りんご並木

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リンゴが赤く実る秋。飯田の象徴的な風景(収穫期は例年10月〜11月) ©飯田市

JR「飯田駅」から徒歩約5〜10分。「丘の上」と呼ばれる中心市街地・通り町周辺に広がる『りんご並木』。飯田駅の南東エリア、約350メートルにわたって続く通りの両側に、約13種類26本のリンゴの木が並びます。

その誕生は、1947年(昭和22年)の大火がきっかけ。復興の一環として整備された防火帯道路の緑地帯に、1953年(昭和28年)、飯田東中学校の生徒たちの提案で植えられました。以来70年以上にわたり、生徒たちの手で守り育てられ、街のシンボルとして受け継がれています。

1999年(平成11年)には並木全体が公園として再整備され、両側の道路は歩行者優先に。車の往来が少ないため、ゆったりと散策が楽しめます。
周辺には飯田大火を乗り越えた商家の蔵「三連蔵」や、人形劇のまち・飯田の魅力を発信する「川本喜八郎人形美術館」、「飯田市立動物園」などが点在。「裏界線」と呼ばれる昔ながらの細い路地もあわせて歩けば、城下町・飯田の奥行きがより鮮明に見えてきます。

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白いリンゴの花とともに、チューリップが足元を彩る春(リンゴの花の見頃は例年4月下旬から5月上旬) ©飯田市

【INFORMATION】

【スポット名】りんご並木
【住所】長野県飯田市通り町周辺(☞Google Maps
【アクセス】飯田駅より徒歩約5〜10分
【詳細】南信州ナビ

03 飯田市立動物園・扇町公園(四季の広場)

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飯田駅から徒歩約10分、まちなかの動物園 ©飯田市立動物園

「りんご並木」のそばにある『飯田市立動物園』。飯田大火の都市復興計画の一環として1953年(昭和28年)に開園して以来、地域とともに歩んできました。まちなかにありながら気軽に動物と出合え、入園は無料。散策の途中に立ち寄れるのも魅力です。

園内にはフンボルトペンギンやミーアキャット、アルパカ、ニホンカモシカなど多彩な動物が暮らし、動物たちの自然な行動を引き出す「生息環境展示」によって、いきいきとした姿を間近で観察できます。

隣接する『扇町公園(四季の広場)』には広々とした芝生広場や遊具が整備されています。動物園とあわせて散策すれば、緑あふれる中で自然とふれあう穏やかな時間が過ごせます。

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春には桜が咲き誇り、華やかな表情を見せる扇町公園(四季の広場)(写真提供:飯田市)

【INFORMATION】

【スポット名】飯田市立動物園・扇町公園(四季の広場)
【住所】飯田市立動物園:長野県飯田市扇町33(☞Google Maps)/扇町公園(四季の広場):長野県飯田市扇町33-1(☞Google Maps
【アクセス】飯田駅より徒歩約10分
【詳細】☞飯田市立動物園/☞扇町公園(四季の広場)

04 かざこし子どもの森公園

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丘の上から滑り降りる長いすべり台や大型遊具が備わります ©かざこし子どもの森公園

飯田市のシンボル・風越山のふもとに広がる『かざこし子どもの森公園』は、2002年(平成14年)に開園した体験型公園。21世紀を担う子どもたちの健やかな成長を支える場として、国の事業指定を受けて整備されました。

敷地面積は約18ヘクタールで、里山・遊園緑地・二次林の三つのエリアから成ります。農薬や除草剤を使用せずに管理され、昆虫採集や草花遊びも安心して楽しめる環境が特徴です。

園内には大型遊具や長いすべり台が設置された広場のほか、陶芸・木工・調理体験ができる土・木・食をテーマにした工房も。土日祝日を中心に開催される「森森子ども大学」では、パンやピザづくり、工作などが体験でき、子どもから大人まで楽しめるプログラムが季節ごとに用意されています。

「森の雑貨&カフェ からんころん」に立ち寄るのもおすすめ。自然の中で遊び、つくり、学ぶ。そんな一日が過ごせる公園です。

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週末を中心に、工作や陶芸などさまざまな体験プログラムが実施されます ©かざこし子どもの森公園

【INFORMATION】

【スポット名】かざこし子どもの森公園
【住所】長野県飯田市丸山町4-5500-1(☞Google Maps
【アクセス】飯田駅より徒歩約15分
【詳細】公式サイト


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05 飯田城跡

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飯田市街地に溶け込むように広がる飯田城跡の全景。背後には風越山がそびえます ©飯田市

伊那谷(長野県南部を流れる天竜川沿いに広がる盆地)を見渡す段丘の突端に築かれた『飯田城』。下伊那に唯一残った江戸時代の城で、戦国時代末期から江戸時代にかけて、伊那谷南部を治める拠点でした。
室町時代に豪族・坂西氏によって築かれ、その後、武田氏や徳川氏、織豊系大名らによって整備されたと伝わります。

城跡内には飯田城の建物として唯一現存する「飯田城桜丸御門(赤門)」や、飯田城の鎮守「長姫神社」があります。また、二の丸跡には「飯田市美術博物館」が建ち、周辺には堀跡や石垣などの遺構も点在。飯田の歴史と記憶をたどることができるスポットです。

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城跡に唯一残る建物、桜丸御門(赤門)。江戸時代の趣を今に伝える貴重な遺構 ©飯田市

【INFORMATION】

【スポット名】飯田城跡
【住所】長野県飯田市追手町(☞Google Maps
【アクセス】飯田駅より徒歩約20分
【詳細】飯田市公式サイト

06 飯田市美術博物館

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南アルプスの山並みをイメージしたモダンな外観が印象的 ©飯田市美術博物館

飯田城跡に位置する『飯田市美術博物館』は、1989年(平成元年)に開館した総合ミュージアム。「伊那谷の自然と文化」をテーマに、美術・人文(歴史民俗)・自然の3部門にわたる展示を行っています。

南アルプスをつくる岩石や化石、恐竜の骨格標本といった自然展示から、国指定重要無形民俗文化財の霜月祭をはじめとする伊那谷の歴史・民俗資料まで幅広く紹介。美術部門では、飯田市出身の日本画家・菱田春草を中心とした作品を展示しています。

プラネタリウムが併設するほか、敷地内には樹齢400年以上ともいわれる老桜「安富桜」があり、春は花見客でにぎわいます。

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自然光が差し込む開放的なエントランスホール ©飯田市美術博物館

【INFORMATION】

【スポット名】飯田市美術博物館
【住所】長野県飯田市追手町2-655-7(☞Google Maps
【アクセス】飯田駅より徒歩約20分
【詳細】公式サイト

07 飯田市考古博物館

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JR「飯田駅」から徒歩約25分に位置する飯田市考古博物館 ©飯田市教育委員会

旧石器時代から奈良・平安時代まで、飯田・下伊那の原始・古代の歩みをたどれる『飯田市考古博物館』。市内の発掘調査で出土した土器・石器・土偶・馬具などを展示しています。

3万5千年以上前といわれる日本列島最古級の石器をはじめ、縄文時代の豊かな土器文化、古墳時代の埋葬馬や甲冑など、時代ごとの特色をわかりやすく紹介。伊那谷は、古墳時代に朝鮮半島から伝わった馬とその馬具の出土例が多い地域としても知られ、ヤマト王権を地方から支えた歴史の一端を知ることができます。

敷地内には、日本画家・浅井秀水の作品を展示する「秀水美人画美術館」が併設。考古資料とあわせて、日本美術の世界にふれられます。原始から古代へと続く伊那谷の歴史を、じっくりと感じられる博物館です。

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縄文土器など、市内遺跡から出土した考古資料を展示 ©飯田市教育委員会

【INFORMATION】

【スポット名】飯田市考古博物館
【住所】長野県飯田市上郷別府2428-1(☞Google Maps
【アクセス】飯田駅より徒歩約25分
【詳細】公式サイト

08 観光案内所

【INFORMATION】

【スポット名】飯田駅観光案内所
【住所】長野県飯田市上飯田5356(☞Google Maps
【アクセス】飯田駅直結
【詳細】Go NAGANO観光データベース

【INFORMATION】

【スポット名】まちなかインフォメーションセンター
【住所】長野県飯田市本町1丁目2番地 本町プラザ(☞Google Maps
【アクセス】飯田駅より徒歩約10分
【詳細】Go NAGANO観光データベース


文:松尾 奈々子

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