紅葉ロードをe-Bikeで走って萌えてみませんか!?

「e-Bike」は電動アシストがついたスポーツタイプの自転車です。
体力差をカバーしてくれるので、夫婦やカップル、グループで出かけても、みんなで楽しく走れます。
長距離乗っても疲れにくく、坂道もラクに登れるから、山岳ロングライドにだって挑戦できます。
そんなe-Bikeの楽しみ方をこの秋、長野県で。

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TOP PHOTO:©︎信州高山村観光協会

 

1 自転車王国、木曽おんたけで紅葉が彩る御嶽山を目指す

木曽・御嶽山麓の峠道は、世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」に並ぶ「ジロ・デ・イタリア」や「ブエルタ・ア・エスパーニャ」が開催されるイタリアやスペインの山村の峠道によく似ている—そう自負する「木曽おんたけ観光局」は、「木曽おんたけサイクリングワールド」を展開し、サイクリングにぴったりのコースを設定しています。中・上級者向けとあきらめていた山岳ライドもe-Bikeなら楽しめます。e-Bikeがレンタルできるのは、王滝村の「松原スポーツ公園」。事前に連絡しておけば、JR木曽福島駅すぐそばの「木曽おんたけ観光局」でも借りることもできます。

九蔵峠の展望台から紅葉越しに冠雪した御嶽山を望む
©︎木曽おんたけ観光局

「御岳湖」は牧尾ダムが王滝川を堰き止めてできたダム湖。ここをぐるりと一周するのもおすすめ
©︎木曽おんたけ観光局

木曽福島の紅葉は「城山」と呼ばれる福島城跡からはじまり、町全体に広がる。「興禅寺」は木曾家の菩提寺で紅葉の名所でもある
©︎木曽おんたけ観光局

おすすめコースはいくつかありますが、紅葉サイクリングにぴったりの木曽福島から地蔵峠を越えて開田高原を目指すコースをご紹介します。松原スポーツ公園を走り出し、「御岳湖」から川沿いの道を「福島宿」へ向かいます。風情ある宿場町を走り抜け、途中「唐沢の滝」など紅葉スポットに立ち寄りながら飛騨街道を上ります。古くからの難所である地蔵峠を越えると、開田高原が開けます。「木曽馬の里」やアイスクリーム工房などが点在し、「九蔵峠展望台」からは紅葉に彩られた御嶽山が望めます。時間と体力に余裕があれば御岳ロープウェイへ足を伸ばしてみては。御嶽山8合目の雄大な景色が楽しめます。

地蔵峠の「唐沢の滝」は多くのカメラマンが訪れる紅葉スポット
©︎木曽おんたけ観光局

御岳ロープウェイで行く御嶽山8合目の紅葉は10月上旬までが見頃
©︎木曽おんたけ観光局

開田高原の「マウンテンマフィン」は、テイクアウトもイートインも可 ©︎Mountain Muffin

開田高原アイスクリーム工房」のソフトクリームは工房来訪者のみ食べられる
©︎開田高原アイスクリーム工房

【e-Bikeレンタルサービス】

松原スポーツ公園
https://bit.ly/3yHP5zc

【サイクリングコース】

木曽おんたけサイクリングワールド
https://cycling.kisodani-trail.com/

E-BIKEで巡る霊峰「木曽御嶽」
https://e-bike.yamap.com/kiso/

木曽エリアのおすすめスポットマップはこちら

2 秋の高山村「松川渓谷沿い」はまさに紅葉ロード

高山村では初夏に「信州高山ヒルクライムチャレンジ」が開催され、村内各所に「サイクルオアシス」が設置されて工具やポンプの貸出、給水やトイレの利用ができるなど、もともとサイクリングに親しみやすい環境が整っています。しかも温泉が点在し、ワインや果樹のおみやげにも事欠かない。紅葉を楽しみつつ、温泉に入ったり、ワイナリーを巡ったり。e-Bikeなら疲れにくいので、リュックでおみやげを背負っても安心してサイクリングが楽しめます。

紅葉の山谷に浮き立つ高井橋 ©︎信州高山村観光協会

落差180m、8つの滝壺をもつ八滝を展望台から望む
©︎信州高山村観光協会

雷滝は別名「裏見の滝」。紅葉のなか豪快に流れ落ちる
©︎信州高山村観光協会

松川渓谷沿いの道は、まさに紅葉ロード。深いV字谷の斜面はモミジなど落葉広葉樹で覆われ、10月中旬から下旬にかけて渓谷全体が紅葉に彩られます。八滝や雷滝など見どころに立ち寄りつつ、目指す山田牧場は紅葉スポットとしても人気のところ。チーズ工房やソフトクリームショップ、食事や立ち寄り湯が楽しめる宿などが点在しています。復路はひたすら下り坂。冷えた身体を渓谷沿いの温泉宿または山田温泉共同浴場「大湯」の湯船に沈めて、疲れを癒しましょう。

松川渓谷の紅葉は10月中旬から下旬が見頃
©︎信州高山村観光協会

山田牧場は標高1500m。北信五岳や北アルプスを一望する
©︎信州高山村観光協会

山田牧場の「見晴茶屋」は手作りチーズが買えて、焼きチーズカレーやピザなどがいただける
©︎見晴茶屋

信州高山村観光協会のある「山田温泉スパワインセンター」には無料の足湯がある
©︎信州高山村観光協会

【e-Bikeレンタルサービス】

Eバイクの旅
https://sukou-ebike.jp/

高山村エリアのおすすめスポットマップはこちら

3 秋の白樺高原、黄金色のビーナスラインを走る

八ヶ岳連邦の最北端にある蓼科山。その北西麓に広がる白樺高原には、白樺湖や女神湖、御泉水自然園などがあり、ビーナスラインを経由して多くの人が訪れます。女神湖畔にある「白樺高原総合観光センター」では、日本でレンタルできるのはここだけのミニファット型のe-Bikeがあります。見た目にインパクトのある太いタイヤは安定感抜群で、道路のデコボコも気にならず、ゲレンデでプチダウンヒルも可能。身長145cmから利用可能です。

錦に縁取られる白樺湖と冠雪の蓼科山
©︎ちの観光まちづくり推進機構

信州のサンセットポイント100選に認定されている
©︎信州たてしな観光協会

ビーナスライン周辺の草原は、秋は黄金色に染まる
©︎信州たてしな観光協会

女神湖からビーナスラインを上って絶景ポイント「夕陽の丘公園」へ。その名の通り、夕陽の景色が美しいが、白樺湖や車山を望みつつ眼下のカラマツ林も見事です。白樺湖へと道を下り、大門峠から車山高原へ続く絶景のビーナスラインを上ります。アップダウンのある道もe-Bikeなら軽快に走れます。富士見台茶屋からは遠くに富士山を望みます。復路では草黄葉のなか、蓼科山と白樺湖を見下ろしながら下ります。白樺湖から女神湖までは比較的、平坦な道のり。女神湖から蓼科スカイラインを上った御泉水自然園では、木道の整備された秋の森を散策できます。

女神湖は貸しボートやカヌーも楽しめる
©︎信州たてしな観光協会

御泉水自然園には約40分の散策路が整備されている
©︎信州たてしな観光協会

身体を動かしてお腹が減ったら、馬肉があふれるほどのった「山木綿」の馬刺し丼をどうぞ
©︎信州たてしな観光協会

「蓼科荘」の「ブリーズカフェ」でハンバーガーをテイクアウトして、サイクリングがてらランチポイントを探したり、隣の野外音楽堂で食べるのもおすすめ
©︎信州たてしな観光協会

【e-Bikeレンタルサービス】

シラカバイク
https://sherakabike.com/

白樺高原エリアのおすすめスポットマップはこちら

おわりに

山の道は上りで汗をかいても、下りでは身体が冷えます。防寒対策はしっかり整えましょう。また道路状況や天候は事前の確認が必要です。準備万端整えたら、秋のe-Bikeサイクリングを思いっきり楽しみましょう。

文:塚田結子

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