【長野】秋の花スポット・名所・見頃

長野県で秋に楽しめるおすすめの花スポット・名所や見頃をピックアップしてご紹介します。

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top photo:内山牧場のコスモス(長野県佐久市)

<目次>

華やかで鮮やかな花色『ダリア』

長野の秋空に映える『コスモス』

そば処・長野県でも珍しい光景『赤ソバの花』

一足早い高原の秋を彩る『リンドウ』

古来より日本人に愛されてきた『ヒガンバナ』

※各スポットへのアクセスなど詳細はページ最下部の一覧でご確認ください。
※各年の状況により花が咲いていない場合や圃場が閉鎖されている場合があります。詳細は各施設や現地観光協会にお問い合わせください。

華やかで鮮やかな花色『ダリア』

バラエティーに富んだ花色・花型があり、華やかな見た目から人気が高いダリア。夏の終わりから花を咲かせ、開花期間が長いのが特徴です。
長野県上水内郡信濃町の黒姫高原では、8月中旬頃からスキー場の東斜面に50品種2,000株ものダリアが花を咲かせます。9月に入るとコスモスの花も咲き始め、ダリアとの競演が楽しめます。
≪見頃☞8月中旬~10月下旬≫

ダリア
黒姫高原のダリア

長野県下伊那郡豊丘村の『豊丘ダリア園』では、200種類、約1000株のダリアが咲き誇ります。大人の顔ほどもある大きな品種から、小さな品種まで多くのダリアを楽しめます。
≪見頃☞9月上旬~10月中旬≫

その他、『一本木公園』(長野県中野市)などでもダリアが楽しめます。

長野の秋空に映える『コスモス』

別名『アキザクラ(秋桜)』とも呼ばれるコスモス。秋の風物詩ともいえる花です。
長野県佐久市の『内山牧場』では、放牧地であった約3ha(約3万㎡)の丘陵に100万本のコスモスが咲き乱れます。園内には見晴台や遊歩道が設置されていますので、ゆっくり散策しながらお花見を楽しめます。
≪見頃☞9月下旬~10月上旬≫

秋桜
内山牧場のコスモス

長野県阿智村の『治部坂高原スキー場』でも、コスモスの花畑を楽しむことができます。ゲレンデの斜面一面に約100万本が咲き誇り、観覧リフトに乗りながら真上からも満開のコスモスを見ることができます。
≪見頃☞8月上旬~9月下旬≫

その他、黒姫高原(長野県上水内郡信濃町)などもコスモスを楽しめるスポットとして人気です。

そば処・長野県でも珍しい光景『赤ソバの花』

ソバの花といえば一般的に白色ですが、赤い花を咲かせる赤ソバがあります。ソバの産地・長野県内でも赤ソバの花を見ることができる場所はほんのわずか。
長野県上伊那郡箕輪町の『赤そばの里』では、東京ドームほどの広大な畑一面に赤ソバが咲き誇ります。『高嶺ルビー』という品種で、満開時にはまるで赤いじゅうたんを広げたような光景を楽しめます。
≪見頃☞9月下旬~10月上旬≫

赤蕎麦の花
満開時にはルビー色のじゅうたんを広げたような光景が広がる「赤そばの里」

その他、長野県上伊那郡宮田村にある『ルビーの里』も赤ソバの花を楽しめるスポットとして人気。中央アルプス西駒ケ岳山麓に位置し、カラマツやシラカバに囲まれた環境の中散策も楽しめます。
≪見頃☞10月初旬~≫ 

一足早い高原の秋を彩る『リンドウ』

秋に咲く山野草の一つ・リンドウ。花色は青や紫など寒色で釣り鐘型の花を咲かせます。
標高1,730mに位置する入笠湿原(長野県諏訪郡富士見町)では、8月下旬頃から約1.85ha(18,500㎡)一面を青紫色に染めるエゾリンドウの群生を見ることができます。木道が整備されているので、秋のトレッキングとしてもおすすめのスポットです。
≪見頃☞8月下旬~9月下旬≫

竜胆
入笠湿原に咲くエゾリンドウ

高山植物の宝庫として知られている池の平湿原(長野県東御市)でも、夏の終わりからオヤマリンドウやエゾリンドウが咲きはじめます。散策コースはアップダウンが少ないため歩きやすく、リンドウのほか、マツムシソウやシラネアザミなど数十種類の花を楽しめます。
≪見頃☞8月中旬~9月下旬≫

その他、『白馬五竜高山植物園』(長野県北安曇郡白馬村)高峰高原(長野県小諸市)でもリンドウの花を楽しめます。

古来より日本人に愛されてきた『ヒガンバナ』

別名・マンジュシャゲ(曼珠沙華)とも呼ばれるヒガンバナ。彼岸の頃に咲く花として古来より愛されてきた花であり、「夏の暑さも彼岸まで」という慣用句があるように夏の終わりと秋の訪れを感じさせてくれます。
長野県下伊那郡松川町にある『嶺岳寺(れいがくじ)』では、約3万本のヒガンバナが咲き誇ります。ヒガンバナといえば真っ赤な色が一般的ですが、中には白い花を咲かせたヒガンバナも見ることができます。嶺岳寺は西方に中央アルプス、眼下に天竜川を望む高台に位置し、ロケーションも抜群の花スポットです。

彼岸花
嶺岳寺のヒガンバナ

※例年の見頃を紹介しております。開花状況など詳しくは現地観光協会などにご確認ください。

文:編集部(みやざわ ちえ)

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