長野県 冬の人気アクティビティ 履こう、スノーシュー。歩こう、雪原。

高度なスキルを必要とせず、ウインタースポーツ初心者でも気軽に楽しめるスノーシュー。山や森のなかを歩き、夏の景色とは異なる白銀の世界の魅力を楽しみませんか。

17126_ext_01_0_L

雪山の大自然を五感で感じる、冬の人気アクティビティ

スノーシュー愛好者が年々増えていることをご存知ですか?スノーシューとは、西洋かんじきとも呼ばれる雪のうえを歩くための道具です。スノーシューを履けば圧雪されていない場所でも足が埋まることなく自由に歩くことができ、ゲレンデではない森や夏は立ち入れない原生林のスノーシューハイキングが楽しめます。スキーのストックやポールなどを使えばバランスよく歩け、斜面の登り降りも可能。特別な技術は不要なので、スキーの経験がない人や雪山が初めての人、あるいは運動に自信がない人でも心配ありません。
動物の足跡を見つけて彼らの行動を読み解いていくアニマルトラッキングを楽しんだり、運がよければ実際に野生動物と遭遇することもあり、自然をより身近に感じられます。普段は見上げる大樹が目線の高さなんていうことも。厳しい寒さに耐える樹木の冬芽の観察など、ネイチャーウォッチングを楽しめるのも魅力のひとつです。冬の森に詳しいツアーガイドと行けば、知的好奇心を満たしてくれるので文化系の人にもおすすめ。まだ体験していない人に、ぜひ味わってほしい冬のアクティビティです。

夏はなかなか進むことができない原生林のなかの巨木に出会えるのも、スノーシューならではの楽しみです

長野県でスノーシューを体験するならここ!

日本有数の豪雪地帯を有する北信州エリアのほか、東信州エリア、日本アルプスエリア、諏訪エリアを中心に、長野県には各地にスノーシューができるフィールドが広がっています。
北信州エリアの飯山市のなべくら高原や斑尾高原では、美しいブナ林や日本海まで見渡す大絶景を満喫できます。上信越高原国立公園の中心部を占める志賀高原では、手付かずの原生林や湖沼、池などのうえを歩くことができ、うさぎやカモシカなどの野生動物に出会えることも。玄関口のひとつとなる北陸新幹線飯山駅構内の「信越アクティビティセンター」では、アウトドア情報の提供やツアーの手配、ウェアやグッズの販売、レンタルも行っています。
日本アルプスエリアも白馬・小谷、乗鞍高原など各地でスノーシューが体験できます。魅力は、なにより大迫力の北アルプスを眺めながらのツアー。夏のイメージが強い上高地も、また異なる表情を見せてくれるのでおすすめです。
晴れた日に出かけたいスノーシューツアーでは、晴天率が高い諏訪エリアや東信州エリアもおすすめです。諏訪エリアでおすすめは八ヶ岳周辺の入笠山や北横岳。初心者でもゴンドラを使って2000m級の山頂に立つことができます。
東信州エリアの標高が高い浅間山麓では長期間、雪景色の浅間山や佐久平、はるかには八ヶ岳や富士山の絶景が楽しめます。
東信州エリアと日本アルプスエリアにまたがって広がる霧ヶ峰や美ヶ原は、さえぎるものがない大雪原が魅力。北アルプス、浅間連峰、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、富士山…と、360°と言って過言ではない山並みを見晴らせます。

自分の足でまっさらな新雪のうえを歩けば、澄み切った大自然との一体感を味わえます

スノーシューに必要なものは? 基本、レンタルできます!

シーズンは12月中旬~4月上旬頃。服装は防風・防水・透湿性に優れ、ウェアのなかに雪が入りにくいものがおすすめです。スキーやスノーボードのウェアやレインウェアがあればよいでしょう。登山用の装備でも併用可能です。
靴下やアンダーウェアもウールや化繊で保温性のあるものがおすすめ。そして、フリースや薄手のダウンなど保温性のあるものを中間着として着用しましょう。時季や陽気によっては歩いていると汗ばむくらいになるときも。脱ぎ着がしやすい服を重ねることで、温度調節も容易です。
そこにニット帽やグローブ、ネックウォーマーなどの防寒着をプラスします。真っ白な雪は想像以上にまぶしいので、サングラスやゴーグルもあると便利。靴はスノーブーツやハイカットタイプの防水トレッキングシューズ、スノーボード用ブーツであれば問題ありません。
とはいえ、人気のエリアでは用具やウェアのレンタルからガイドツアーまで、現地でひと通り用意されています。身軽で気軽に、長野県のスノーシューハイキングを楽しみましょう。

初心者はガイドツアーでの体験がおすすめ。装備がない人は必要な道具もレンタルできます

閲覧に基づくおすすめ記事

MENU