いつものゲレンデを飛び出して、雪上車だから行ける絶景に会いに

ひと味違うスノーアクティビティを体験したいなら、雪上車ツアーがおすすめです。
山岳地帯ならではの圧倒的な銀世界は、きっと忘れられない思い出になるでしょう。

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【お知らせ】新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ツアー内容の変更や中止となる場合がございます。詳しくは主催ホームページなどをご覧ください。(2021年11月30日現在)

名山を見渡す絶景へ、雪猫に乗って進む旅

菅平高原奥ダボススノーパークでは、18人乗りの雪上車「スノーキャット」で行く絶景めぐりのツアーが人気です。スノーキャットの名前は、無限軌道式トラクター「CAT」と根子岳の「ねこ」を掛けたもの。南極観測で採用されたものと同じタイプのいかつい車体を見れば、乗り込むときからテンションが上がります。
スタート地点は第一トリプルリフトを降りた、標高1400m地点。そこから根子岳山頂下まで約3km、25分の雪上車の旅が続きます。360度の銀世界、「スノーモンスター」と呼ばれる美しい樹氷との出会い。さらに雪上車を降りてベテランガイドとともに標高2207mの根子岳山頂まで登れば、富士山をはじめ、日本アルプスに属する数々の名山や日光の男体山など、30峰以上の勇壮な姿を目の当たりにできるでしょう。夏の登山なら最低4時間半かかる根子岳山頂までも、スノーキャットを使えば山頂下から片道約10分。子どもも大人も、あっという間に天上の別世界を体感できるのは、長野県ならでは、雪上車ならではの醍醐味です。 

志賀高原横手山のスノーモンスター。雪上車を使えば、見たこともない雪山の世界に気軽に足を伸ばせます

天然のメイプルシロップを探しに雪上車で早春の森へ

信州の北の端・小谷村を拠点に体験活動をコーディネートしている「おたり自然学校」では冬季間、ホテルグリーンプラザ白馬に出張所を開設。かまくらづくりからそり遊びまで、小さな子どもも一緒に、ファミリーで楽しめる企画を多く展開しています。雪上車での森のなかの探検もそのひとつ。いつものゲレンデから離れ、神秘的な雪の森のなかへぐんぐん進んでいくと、野生生物の足跡や餌を探した痕跡などが見つかることもあります。昼のライドだけでなく、夜の森へ入っていく「ナイトアドベンチャーライド」や、雪上車に乗ってカエデの樹液を採取しに行く「天然メイプルハンティング」なども、季節に応じて開催。メイプルハンティングでは、樹液からつくったメイプルティーや天然のメイプルシロップを使ったパンケーキで、雪のうえでの優雅なティータイムも体験できます。日頃は足を踏み入れることもできない深い森のなかでのひと時は、きっと子どもたちの心に大きな宝物を残してくれるでしょう。

カエデの樹に穴を開け、直接樹液を採取します

雪上車で向かう先は、野生動物も遊ぶ純白の大自然

日本屈指の規模と歴史を誇るゲレンデ・野沢温泉スキー場でも、大型雪上車を使って純白の雪原へ向かう「雪原遊覧ツアー」を行っています。まずは野沢温泉観光案内所で受付を済ませ、日影ゴンドラリフトに揺られ、上ノ平駅へ。ここで12人乗りのビッグキャビンへと乗り込み、深い雪に包まれた毛無山山麓へ向かいます。所要時間は約45分。天気が良い日には、巣鷹湖の周辺からは、妙高山や佐渡島まで見晴らせます。スキーやスノーボードの経験がなくても、ゲレンデを越えた雪原のスケールを体感できるのが、このツアーの魅力です。ときにはウサギやカモシカなどの野生動物に会えることも。年明けから4月下旬までと、開催期間が長いのもうれしいポイント。雪のなかで思いっきり遊んだあとは、名湯に浸かって冷えた体を癒やせます。※今シーズンのツアーは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となっています。

野沢温泉では、期間中は1日5~6回のツアーを開催しています

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