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長野県の冬の絶景スポット15ヵ所 樹氷や雪景色など冬限定の美しい光景を見に行こう

長野県で冬だからこそ見られる絶景スポット15カ所をピックアップ!GoNAGANO【長野県観光公式インスタグラム】でこれまでシェアした素敵な写真と合わせてご紹介します。寒さも吹き飛ぶ、雪国・厳冬地ならではの美しい光景をご堪能ください。

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TOP PHOTO:冬の霧ヶ峰高原 撮影:@a_yumi0425
 

*マイカーでお越しの際はスタッドレスタイヤの装着、タイヤチェーンを携行し、運転には十分ご注意ください。また決められた場所以外での駐車や立ち入りはご遠慮ください。
 

01 レストランかまくら村(長野県飯山市)

明かりが灯され幻想的な光景が広がる夜の『レストランかまくら村』 撮影:@hiroyuki11283351(2月、19時頃)

毎年1月下旬から2月下旬までのおよそ1ヵ月間オープンする『レストランかまくら村』。約20基のかまくらが出現。中で信州みそ仕立てのスープで地元産の野菜などを煮込んだ「のろし鍋」が味わえる。夜間はライトアップされ、雪深い地域ならではの情緒あふれる雰囲気。日中は土産物販売などの屋台が出店し、雪遊びエリアが解放される。日帰りの他、周辺施設への宿泊や各種体験がセットになったプランも用意。レストラン利用は有料、要事前予約。雪遊び目的の利用は入場無料。

【INFORMATION】

【スポット名】レストランかまくら村
【住所】長野県飯山市寿807-2(☞Google Maps
【アクセス】上信越自動車道「豊田飯山IC」より車で約25分
【詳細・問い合わせ】公式サイト
【備考】イベント開催期間:1月下旬~2月下旬

02 地獄谷野猿公苑(長野県山ノ内町)

温泉で温まるニホンザルの姿は冬の風物詩 撮影:@mii_tabi_05(12月、10時頃)

冬、温泉につかるニホンザルの姿が見られる『地獄谷野猿公苑』。標高850mの山間に位置し、冬には積雪1m超、気温が氷点下10度を下回る日もしばしば。野生のニホンザルたちは暖を取るためにやってきて「極楽」と言わんばかりの表情を見せる。“スノーモンキー”という愛称で親しまれ、外国人観光客からも人気のスポットだ。専用駐車場から徒歩35分ほどのアクセス。ニホンザルの“出勤”情報は、公式サイトをチェック。

【INFORMATION】

【スポット名】地獄谷野猿公苑
【住所】長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6845(☞Google Maps
【アクセス】上信越自動車道「信州中野IC」より車で約35分。専用駐車場から徒歩約35分
【詳細・問い合わせ】公式サイト
【備考】公苑内や遊歩道は凍結の可能性があるため、滑りにくい靴でお越しいただき通行には十分注意してください。

03 高井橋(長野県高山村)

雪景色に『高井橋』の赤が映える冬限定の絶景 撮影:@saitomokiti(2月中旬、朝)

長野県北部・高山村の「松川渓谷」の玄関口に架かる真っ赤な『高井橋』。四季折々、渓谷美とのコラボレーションが見られ、白銀に染まる渓谷でその姿はひときわ映える。近くには「信州高山温泉郷」があり、8つの温泉が点在。秘境に広がる冬の絶景を望み、温泉で体を温めてはいかがだろうか。

【INFORMATION】

【スポット名】高井橋
【住所】長野県上高井郡高山村大字奥山田 山田温泉(☞Google Maps
【アクセス】上信越自動車道「須坂長野東IC」より車で約30分
【詳細・問い合わせ】公式サイト

04 白糸の滝(長野県軽井沢町)

白糸のように水が流れ落ちる『白糸の滝』。辺りは雪に包まれるが、伏流水が絶えず流れているため滝は冬でも凍らない 撮影:@p.photo.sk(1月、8~9時頃)

高さ3m、幅70mの湾曲した岩壁から地下水が幾筋も流れる『白糸の滝』(軽井沢町)。群馬県に跨る「白糸ハイランドウェイ」沿いに位置する絶景スポットだ。新緑や紅葉の人気もさることながら、冬には周辺の雪化粧をした木々と滝との共演が楽しめる。

【INFORMATION】

【スポット名】白糸の滝
【住所】長野県北佐久郡軽井沢町長倉(☞Google Maps
【アクセス】上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」より車で約50分
【詳細・問い合わせ】公式サイト
【備考】2024年3月末まで周辺で工事が行われるため、通行する際は要注意。

05 美ヶ原高原(長野県松本市、上田市、長和町)

電波塔が立ち並ぶ『美ヶ原高原』の最高峰・王ヶ頭 撮影:@susu.kou(1月後半~2月初旬、日の出直後)

「八ヶ岳中信高原国定公園」最北に広がる『美ヶ原高原』。主峰・王ヶ頭(標高2,034m)の雪上に立ち並ぶ電波塔群は、ヨーロッパの古城をほうふつとさせる。『美ヶ原高原』を走る「ビーナスライン」の一部は冬季通行止めのため、県道178号(美ヶ原和田線)経由でアクセスを。山頂に位置する「王ヶ頭ホテル」宿泊者はJR「松本駅」より送迎あり。スノーシューなど、冬のアクティビティとセットの宿泊プランも。

【INFORMATION】

【スポット名】美ヶ原高原
【住所】長野県松本市、上田市、長和町(☞Google Maps
【アクセス】長野自動車道「岡谷IC」より車で約90分
【詳細・問い合わせ】公式サイト
【備考】ビーナスラインは一部冬季通行止め。詳細は上田建設事務所もしくは諏訪建設事務所にお問い合わせいただくか、こちらをご確認ください。

06 国宝 松本城(長野県松本市)

雪景色の中、威風堂々と建つ『松本城』 撮影:@toshiaki_oza(1月、8時頃)

長野県松本市のシンボル・国宝『松本城』。現存する五重六階の天守は珍しく、全国でも『松本城』と「姫路城」に限られる。天守閣の外壁と雪景色が調和したモノトーンの世界は、冬ならではの美しい光景。一方、12月中旬~2月中旬に、冬の『松本城』を華やかに照らすプロジェクションマッピングのイベントも。1月下旬には、松本城を背景に芸術的な氷像が多数並ぶ「国宝松本城氷彫フェスティバル」が開催される。松本市街地のイルミネーションと合わせて楽しんで。

【INFORMATION】

【スポット名】国宝 松本城
【住所】長野県松本市丸の内4-1(☞Google Maps
【アクセス】中央自動車道「松本IC」より車で約20分
【詳細・問い合わせ】公式サイト

07 聖高原(長野県麻績村)

霧氷の鑑賞スポットとして人気の『聖高原』。スノートレッキングも楽しめる 撮影:@tsukasa_camera(12月、早朝)

聖山(標高1,447m)の麓に広がる『聖山高原』は、樹氷や霧氷が見られるスポットとして有名。高原内の「聖高原スキー場」には、樹氷の間を抜けるコースが整備されている。「三峯山展望台」(上の写真に映る建物)からは、冬の森の景観や雄大な雪山、そして善光寺平のパノラマが望め、リフトでアクセスが可能。1回券もあり。

【INFORMATION】

【スポット名】聖高原
【住所】長野県東筑摩郡麻績村(☞Google Maps) ※聖高原スキー場
【アクセス】長野自動車道「麻績IC」より車で約20分 ※聖高原スキー場
【詳細・問い合わせ】公式サイト
【備考】聖高原スキー場営業期間:12月下旬~3月中旬

 
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08 御宝田遊水池(長野県安曇野市)

毎年数百羽のコハクチョウが越冬する『御宝田遊水池』。安曇野の冬の風物詩だ 撮影:@mina_minokuni(2023年1月上旬、14時30分)

コハクチョウの越冬地として知られる安曇野市の『御宝田遊水池』。犀川の右岸に位置する遊水池で、雪化粧した北アルプスの眺望が広がるロケーション。コハクチョウの他、マガモやオナガガモ、ヒドリガモなど多数の水鳥が見られる。冬の風物詩として、毎年多くのカメラマンが訪れ、羽を休めるコハクチョウたちの姿を収めている。

【INFORMATION】

【スポット名】御宝田遊水池
【住所】長野県安曇野市明科中川手(☞Google Maps
【アクセス】長野自動車道「安曇野IC」より車で約10分
【詳細・問い合わせ】公式サイト
【備考】白鳥が見られるのは10月下旬~翌年3月中旬頃。観察・撮影の際は適切な距離を保ち、静かに見守ってください。観覧時の注意点等の詳細はこちら

09 白馬マウンテンリゾート(長野県白馬村)

北アルプスの絶景に飛び込む大型ブランコ「ヤッホー!スウィング presented by にゃんこ大戦争」 撮影:@jinuco2(2022年1月上旬、12時頃)

白馬岩岳(標高1,289m)に広がる『HAKUBA IWATAKE MOUNTAIN RESORT(白馬岩岳マウンテンリゾート)』。絶景テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(白馬マウンテンハーバー)」の他、大型ブランコ「ヤッホー!スウィング presented by にゃんこ大戦争」などさまざまなアクティビティを提供。併設するカフェでドリンクや軽食をテイクアウトして、景色を眺めながら味わうことも。「ヤッホー!スウィング presented by にゃんこ大戦争」は特に人気のアクティビティの一つ。白馬三山に向かって飛びこむような体験ができる。山麓駅からゴンドラに乗車しアクセス。観光用リフト券あり。ペット同乗可。

【INFORMATION】

【スポット名】白馬マウンテンリゾート
【住所】長野県北安曇郡白馬村北城12056(☞Google Maps) ※白馬岩岳ゴンドラリフトノア山麓駅
【アクセス】上信越自動車道「長野IC」より車で約60分
【詳細・問い合わせ】公式サイト
【備考】冬季営業期間:12月中旬~3月下旬(夏季営業:4月下旬~11月中旬)

10 奈良井宿(長野県塩尻市)

江戸時代にタイムスリップしたような光景が広がる『奈良井宿』。冬は比較的空いているためゆっくりと散策できる 撮影:@huge1091(1月、6時30分頃)

日本最長の宿場町『奈良井宿』。旅籠の軒灯や千本格子といった江戸時代の面影を残す木造建築が軒を連ねる。雪降る歴史的町並みは一層凛とした趣。国の伝統的建造物群保存地区に指定され、地元住民以外の車やバイクの乗り入れはできない。近隣の駐車場に車を停め、冬の『奈良井宿』にタイムスリップ。

【INFORMATION】

【スポット名】奈良井宿
【住所】長野県塩尻市奈良井(☞Google Maps) ※木曽の大橋 西駐車場
【アクセス】中央自動車道「塩尻IC」より車で約35分
【詳細・問い合わせ】公式サイト
【備考】奈良井宿内は車やバイクでの乗り入れ禁止。近隣駐車場に駐車し、徒歩でアクセス。

11 諏訪湖の御神渡り(長野県岡谷市、下諏訪町、諏訪市)

「神様がお渡りになった跡」と言い伝えられている『御神渡り』。氷点下10度前後の日が続くと出現する 撮影:@tsumizo(2018年2月中旬、7時頃)

諏訪湖が全面結氷時、湖面の氷が裂けてせり上がり、筋が走る自然現象『御神渡り(おみわたり)』。諏訪大社上社の男神・建御名方神(たけみなかたのかみ)が、下社の女神・八坂刀売神(やさかとめのかみ)の元へ通った軌跡との伝説が残る。近年は暖冬の影響で『御神渡り』が出現しない「明けの海」が続いているが、今冬やいかに。「諏訪湖」の様子はライブカメラで確認することができる。

【INFORMATION】

【スポット名】諏訪湖の御神渡り
【住所】長野県岡谷市、下諏訪町、諏訪市(☞Google Maps) ※諏訪市湖畔公園
【アクセス】中央自動車道「諏訪IC」より車で約15分 ※諏訪市湖畔公園
【詳細・問い合わせ】公式サイト
【備考】諏訪湖の氷上へは落下の可能性があるため、立ち入り禁止。路上駐車厳禁。

12 霧ヶ峰高原(長野県茅野市、諏訪市、下諏訪町)

冬の霧ヶ峰高原から望む霧氷のカラマツ林と富士山 撮影:@a_yumi0425(1月頃、早朝)

主峰の車山(標高1,925m)から鷲ヶ峰にかけて広がる『霧ヶ峰高原』。高山植物のメッカとして知られ、冬は霧氷に包まれる幻想的な風景を求めて、多くのカメラマンが足を運ぶ。中間地点の「車山肩」やドライブインの「霧ヶ峰富士見台」などのビューポイントから、晴れた日には富士山を望む。「霧ヶ峰スキー場」や「車山高原SKYPARK RESORT」を内包し、スキーやスノーボード、スノーハイキングなどアクティビティも楽しめる。

【INFORMATION】

【スポット名】霧ヶ峰高原
【住所】長野県茅野市、諏訪市、下諏訪町(☞Google Maps) ※車山肩 駐車場
【アクセス】中央自動車道「諏訪IC」より車で約50分 ※車山肩 駐車場
【詳細・問い合わせ】公式サイト
【備考】ビーナスラインは一部冬季通行止め。詳細は上田建設事務所もしくは諏訪建設事務所にお問い合わせいただくか、こちらをご確認ください。

珍しい自然現象「ダイヤモンドダストとサンピラー」

さまざまな条件が重なり合うことで発生する希少な自然現象だ 撮影:@ji_ji_jo(2月、7時30分頃)

「ダイヤモンドダスト」は、大気中の水蒸気が冷えて氷の結晶となり輝き舞う自然現象。この「ダイヤモンドダスト」に太陽の光が反射し光の柱のように見える「サンピラー(太陽柱)」が発生するケースも。厳冬期に晴天や無風などさまざまな条件が重なると見ることができる珍しい光景だ。「霧ヶ峰高原」で撮影される事例が多い。運が良ければ極寒の地ならではの冬のきらめきに出合えるかもしれない。

13 妻籠宿 脇本陣奥谷(長野県南木曽町)

囲炉裏に光が美しく差し込む斜光は冬限定。多くのカメラマンが訪れる 撮影:@ozirom(12月中旬、12時頃)

中山道42番目の宿場「妻籠宿」にある『脇本陣奥谷』。脇本陣や問屋を勤めた林家の住宅で、現在の建物は1877年(明治10年)に建て替えられたもの。それまで禁制であったヒノキをふんだんに使い建てられ、国重要文化財に指定されている。南向きの格子窓から囲炉裏に向かって光が射す「斜光」は、太陽の位置が低い冬限定の神々しい光景。冬至の頃が最も光が長くなる。おすすめの撮影時間帯は、囲炉裏にまっすぐ光が伸びる正午頃。

【INFORMATION】

【スポット名】妻籠宿 脇本陣奥谷
【住所】長野県木曽郡南木曽町吾妻2190(☞Google Maps
【アクセス】中央自動車道「中津川IC」より車で約40分
【詳細・問い合わせ】公式サイト
【備考】工事に伴い、宿場内で一部交通規制が実施される。詳細はこちら

14 白川氷柱群(長野県木曽町)

厳しい寒さが作り出す氷のカーテン『白川氷柱群』 撮影:@yuhma_ja11_1(2023年2月上旬、21時25分頃)

木曽町の冬の風物詩『白川氷柱群』。御嶽山の伏流水が凍り出現する。高さ最大約50m、幅約250mの“氷のカーテン”は、自然がつくり出す芸術作品。氷点下10度から20度ほどまでに冷え込む寒冷地ならではの景色だ。例年12月頃から見られ、1月から2月にかけてひときわ大きな氷柱に育つ。1月中旬~2月中旬には、夜間のライトアップを予定。近くに一軒宿「小坂温泉 けやきの湯」があり、立ち寄り入浴も可。
アクセスなどの詳細は、下記の記事もご覧ください。

ようこそ幻想的な氷の世界へ 氷の芸術「白川氷柱群」

【INFORMATION】

【スポット名】白川氷柱群
【住所】長野県木曽郡木曽町三岳(☞Google Maps
【アクセス】中央自動車道「伊那IC」より車で約65分
【詳細・問い合わせ】公式サイト

15 千畳敷カール(長野県駒ヶ根市)

ロープウェイに乗って手軽にアクセスできる『千畳敷カール』。雪山のダイナミックな光景が広がる 撮影:@iamkaorin

中央アルプスの木曽駒ヶ岳や宝剣岳などの直下・標高2,612mに広がる『千畳敷カール』。1,000畳分の広さを有するというカール地形(半円状のくぼ地)で、冬は白銀の世界へと化す。南アルプスや富士山、霧氷の他、澄んだ空気に輝く満天の星空を望む。大自然の別天地ながら、ロープウェイに乗って山麓駅から約7分でアクセスが可能。山頂の「千畳敷駅」には「ホテル千畳敷」や展望テラス、カフェ・レストランが併設する。

【INFORMATION】

【スポット名】千畳敷カール
【住所】長野県駒ヶ根市赤穂 菅の台(☞Google Maps) ※菅の台バスセンター駐車場
【アクセス】中央自動車道「駒ヶ根IC」より車で約3分
【詳細・問い合わせ】公式サイト
【備考】ロープウェイ乗り場までは路線バス利用必須。車の進入は「菅の台バスセンター」まで。


𝐆𝐨 𝐍𝐀𝐆𝐀𝐍𝐎【長野県 観光 公式インスタグラム】
@nagano_japan


文:松尾 奈々子

 

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