世界中から支持を得る「Hakuba Valley（白馬バレー）」のスキー場
長野県北西部の北アルプス山麓に位置するHakuba Valley（白馬バレー）。1998年の長野冬季オリンピックの会場にもなり、国内外から多くの人がウィンタースポーツに訪れる国際山岳リゾートです。大自然が作り出した壮大な山岳地形には豊富で良質なパウダースノーが降り積もり、エリア内には10ものスキー場が点在しています。
Hakuba Valleyとは？
「Hakuba Valley（白馬バレー）」とは、白馬村・小谷村・大町市で構成され北アルプス山麓に広がるスノーリゾートエリアのことです。「白馬のスキー場」といったら、このHakuba Valley（白馬バレー）にあるスキー場を指しています。
共通リフト券もあり
Hakuba Valley（白馬バレー）のスキー場を思いきり楽しむなら10スキー場共通のリフト券「HAKUBAVALLEY TICKET」を利用するのがおすすめ。1日に複数のスキー場を利用でき、どのリフトにも乗り放題です。
チケットはウェブショップでも簡単に購入できるので便利。ウェブショップでは共通リフト券のほか、各スキー場のリフトチケットも販売されています。
＜HAKUBAVALLEY TICKET（10スキー場共通リフト券）＞
1日券：8500円（大人）※ナイタースキー・ナイトシャトルバスは利用不可
各スキー場間はシャトルバスが運行
Hakuba Valley（白馬バレー）の全スキー場はシャトルバスで結ばれています。滞在中は1エリアを基点に様々なスキー場を手軽に楽しむことが可能。運賃は1回乗車で600円（大人）ですが、上で紹介した10スキー場共通リフト券を持っていれば無料乗車できます。
＜☞Hakuba Valleyについてはコチラ＞
各スキー場を紹介
Hakuba Valley（白馬バレー）の10スキー場は白馬村・小谷村・大町市に点在します。各スキー場の特徴を紹介します。
＜白馬村にあるスキー場＞
Hakuba Valley（白馬バレー）最多のコース数
白馬岩岳スノーフィールド
バリエーション豊かなエリア最多の26コースを完備し、初心者から上級者まで楽しめるスキー場。北アルプスを正面に望み、360度の絶景が広がる、ロケーションも抜群のリゾート。山頂付近にはキッズやビギナー向けのエリアもあり。山頂テラスで温かいドリンク片手に絶景をのんびり眺めるのがおすすめです。ゴンドラ・リフトの優先搭乗や専用ラウンジ利用などのサービスとリフト券が一緒になったVIPプログラムも用意されています。ゴンドラ山麓駅から約200mの場所に温泉施設も完備しています。
＜☞白馬岩岳スノーフィールドはコチラ＞
総滑走距離23000mのビッグゲレンデ
白馬八方尾根スキー場
総滑走距離23000m、最長滑走距離8000mとHakuba Valley（白馬バレー）最大級の広さを誇るスキー場。初級～上級コースまで幅広く、自分のスキルに合わせた楽しみ方ができます。非圧雪の超上級者向けエリアもあり、難易度の高いコースに挑戦できます。一方、初心者やファミリー層にも人気で「追い越し禁止ゾーン」があり安心・安全にスキーやスノーボードを楽しむことができます。エリア内には３つのキッズパークがあり、屋内のキッズルームや託児所も完備されています。
＜☞白馬八方尾根スキー場はコチラ＞
本格的なスノーパークや非圧雪エリアが人気
Hakuba47ウインタースポーツパーク
本格的なハープパイプやキッカーなど、初級～上級者まで楽しめるアイテムが設置された「47PARKS」が人気のスキー場。事前登録制で森の中の非圧雪エリアを滑走できる「Tree Riding Zone（ツリーライディングゾーン）」もあり個性豊かなコースが特徴です。山頂は、「エイブル白馬五竜」と繋がっており、2つのスキー場を同時に楽しめます。キッズゲレンデやキッズルームも完備されているのでファミリー層も安心。キッズ施設に隣接するレストランではお子様向けメニューも提供されています。
＜☞Hakuba47ウインタースポーツパークはコチラ＞
ナイターや早朝営業もあり
エイブル白馬五竜
最大斜度35度の最上級者向けコースから初心者向けコース、キッズエリアまで幅広い層が楽しめるスキー場。ナイター営業や早朝7時から滑れるサンライズ営業があり長時間楽しめます。ベースセンターの「エスカルプラザ」は飲食店をはじめ、お土産店、レンタルショップ、日帰り温泉など充実した設備が整っていて便利。「レストハウスいいもり」では、長野県内のゲレンデ食堂の人気メニューを決める「ゲレ食バトル2019-2020」でチャンピオンになった「ローストビーフのバケットサンド」が味わえます。
＜☞エイブル白馬五竜はコチラ＞
アクセス抜群
白馬さのさかスキー場
Hakuba Valley（白馬バレー）の中で唯一国道から直接アクセスできるスキー場です。山道を走らないので雪道に慣れていない人でも安心。長野インターチェンジから車で約50分です。ゲレンデの80%が初級～中級者向けのコースで初心者やファミリー層に特に人気です。コンパクトなゲレンデですが、国内屈指のモーグルバーンもあり、変化に富んだコースが整備されています。青木湖が目の前に広がるゲレンデも用意され、絶景を眺めながらゆっくりとスキーやスノーボードを楽しめます。
＜☞白馬さのさかスキー場はコチラ＞
＜小谷村にあるスキー場＞
幅1.2キロの開放的なゲレンデ
栂池高原スキー場
初級コースが50%、中級コースが30％を占める、初心者やファミリーにおすすめのスキー場です。特に、「鐘の鳴る丘ゲレンデ」はコース幅が1200mあり、斜面もなだらか。開放感抜群のゲレンデでスキーやスノーボードデビューにもピッタリです。最大斜度32度の狭い尾根上の難コース「馬の背コース」もあり上級者も楽しめます。雪上自転車や数種類のアスレチックなどスキーやスノーボード以外のコンテンツも豊富にあります。
＜☞栂池高原スキー場はコチラ＞
ゲレンデデビューにもおすすめ
白馬乗鞍温泉スキー場
初心者～上級者まで楽しめる多彩なコースが広がるスキー場。特に、滑走距離750mで平均斜度5度の「はくのりファミリーコース」は子どもにも優しく、スキーやスノーボードデビューにピッタリです。ファミリーコース限定のリフト券「ファミリー券」も用意され、通常の1日券より格安で楽しめます。「白馬コルチナスキー場」と隣接し、白馬乗鞍温泉×白馬コルチナ共通リフト券を購入すれば両スキー場を1日で回ることができます。スキー場には天然温泉（若栗温泉）の源泉があり、「白馬アルプスホテル」と「乗鞍荘」で日帰り入浴ができます。
＜☞白馬乗鞍温泉スキー場はコチラ＞
子ども向けのパークが充実
白馬コルチナスキー場
Hakuba Valley（白馬バレー）最北端に位置し、豊富な積雪量で有名。天然雪100%の極上のパウダースノーが楽しめます。スキーイン・スキーアウトが可能な大きなホテルがゲレンデ目の前にあり、遊び疲れた時にはすぐにホテルに戻れるようになっています。ゲレンデは日本では珍しいボウル型になっているため、ほぼ全てのコースがホテル前で合流。迷子になりにくく、お子様連れでも安心です。ゲレンデ側には「キッズパークエリア」、スキー場とは別エリアに「雪あそびパーク」と子ども向けのパークが充実しているのでファミリー層におすすめです。
＜☞白馬コルチナスキー場はコチラ＞
＜大町市にあるスキー場＞
駅から無料シャトルバスも運行中
鹿島槍スキー場
15のコースを有し、最長滑走距離5000mのロングランが楽しめるスキー場です。信濃大町駅から無料のシャトルバスが運行中。センターハウスの「セントラルプラザ1130」には簡易宿泊施設や入浴施設もあります。ファミリーにもおすすめで、託児所も完備されています。「しましかキッズパーク」では動く歩道が設置されソリやスキーが楽しめたり、スノーモービルなどの体験もできます。屋内プレイランドもあるので、天候が悪い日にも安心です。
＜☞鹿島槍スキー場はコチラ＞
ほぼ全てのコースが初級者向け
爺ガ岳スキー場
コース数7のコンパクトなスキー場ですが、初心者や子どもに優しいゲレンデ。上級コースはなく、全て初心者～中級者向けです。大部分が広くて見通しの良い緩斜面で、初心者専用コースもあります。さらに、55m×95mの国内最級のキッズパークがあり、リフトが心配なお子様には安心して乗車頂ける「ちびっこトロイカ」へ。初めての雪遊びでも安心して楽しめるお子様のデビューにはぴったりなスキー場です。
＜☞爺ガ岳スキー場はコチラ＞
温泉・宿泊施設が多数！
Hakuba Valley（白馬バレー）に行くなら長期滞在がおすすめ
1日では回りつくせないほど広大なゲレンデを有するスキー場が多く、Hakuba Valley（白馬バレー） の共通リフト券を購入すればスキー場間を“はしご”することも可能。Hakuba Valley（白馬バレー）に行くなら長期滞在がおすすめです。
希望に合った宿選びが可能
Hakuba Valley（白馬バレー）には、リゾートホテルから旅館・民宿、コテージやペンションなど様々な宿泊施設が点在します。スキー場に直結しているホテルやゆっくりと疲れを癒せる温泉旅館など予算や滞在スタイルに合わせた宿をお選び頂けます。 まずは、拠点としたいスキー場を決め、スキー場を中心に宿泊先を探すのがおすすめです。
温泉も豊富
ウィンターアクティビティを楽しんだら温泉でリフレッシュしたいもの。温泉も豊富にあり、日帰り入浴できる施設も多数あります。
白馬村
白馬村は6つの源泉が湧き出る珍しい温泉地でもあります。「温泉共通入浴券」も発行されているのでお得に温泉巡りができます。
＜☞白馬村の温泉の詳細はコチラ＞
小谷村
小谷村には個性あふれる温泉がたくさんあります。特に「奥白馬温泉」と「白馬乗鞍温泉」、「栂池温泉」はゲレンデから目と鼻の先にあるのでウィンタースポーツ後にすぐ疲れを癒せます。
＜☞小谷村の温泉の詳細はコチラ＞
大町市
黒部ダム近くの十数軒の旅館・ホテルが点在している「大町温泉郷」や木崎湖付近にある「木崎湖温泉」などがスキー場からも近くて便利です。その他、高瀬渓谷に湧出する葛温泉・七倉温泉など点在します。
＜☞大町市の温泉の詳細はコチラ＞
楽しみ方も多種多様
Hakuba Valley（白馬バレー）にはスキーやスノーボードをしない方でも楽しめるコンテンツや観光スポットも豊富にあります。冬の楽しみ方をピックアップしてご紹介します。
スノーシュー／スノーモービル／スノーラフティング
ゲレンデを離れてふわふわした雪原を歩く「スノーシューハイク」。歩きながら大自然や雪景色を静かに楽しめます。「スノーモービル」は雪原を走れるバイクのような乗り物。操作も簡単なレクチャーを受ければ広大な雪原でツーリングを楽しめます。スノーモービルよりもっと手軽に体験できるのが「スノーラフティング」。ゴムボートに乗り、スノーモービルで引っ張って滑走するスリル満点なアクティビティです。どのアクティビティも特別な技術は必要なく、装備も全てレンタルが可能です。
白馬つがいけSNOW WOW！
栂池高原スキー場のゴンドラ中間駅にある、フランス発祥のアドベンチャー施設。「雪上ファットバイク」など全8種類のアクティビティが体験できます。
＜☞白馬つがいけSNOW WOW！はコチラ＞
IWATAKE WHITE PARK（イワタケ ホワイト パーク）
IWATAKE WHITE PARKは、「白馬岩岳スノーフィールド」山頂にあるスノーアウトドアエリア。「リラックス＆フォトジェニック・ゾーン」「プレイング・ゾーン」「ペット・ゾーン」の3ゾーンを展開。かまくらやドームテント、アイステーブルなどが設置され、暖をとりながら談笑や飲食が可能です。愛犬とのゴンドラ乗車も可能でドッグランや雪上を散策できるコースなども設置されています。
＜☞IWATAKE WHITE PARKはコチラ＞
白馬ジャンプ競技場
1998年の長野冬季オリンピックでスキージャンプの舞台となった競技場。ノーマルヒルとラージヒルの間にあるリフトに乗車すると、地上約140mの高さにあるスタート地点まで登ることができます。選手と同じ目線を体感できると同時にジャンプ台からみる景色も格別。白馬の町並みと雄大な自然景観を楽しめます。
＜☞白馬ジャンプ競技場はコチラ＞
ワカサギ釣り
大町市の木崎湖ではワカサギ釣りができます。ストーブも設置されたドーム船なので快適に楽しめます。竿はレンタルもできるので初心者やファミリー層も安心。手軽に体験できる3時間パックもあるのでスキー旅行の合間にもおすすめです。
アウトドアブランドショッピング
白馬駅から八方方面に向かって伸びる長野県道322号白馬岳線沿いを中心に、アウトドアブランドの直営店やセレクトショップが立ち並んでいます。スキーに訪れた際、万が一忘れ物をしても買い揃えることもできます。Hakuba Valley（白馬バレー）限定のアイテムも販売されているのでお土産選びに訪れるのもおすすめです。
道の駅
スキー・スノーボード帰りに是非寄ってほしいのが道の駅。地域限定のお土産や特産品などが並びます。日帰り入浴できる道の駅もあり、旅の疲れを癒すのもおすすめ。食事やお土産をまとめて購入するにも便利な施設です。
各道の駅の情報は下記から
＜☞道の駅白馬＞
＜☞道の駅おたり＞
＜☞道の駅ぽかぽかランド美麻＞
まとめ
北アルプス山麓に位置するHakuba Valley（白馬バレー）のスキー場。個性豊かな10のスキー場が集まり、広大なゲレンデで思い思いにウィンタースポーツが楽しめます。温泉や宿泊施設が豊富にあるので長期滞在にもおすすめ。スノーシューやスノーモービルなどスキー・スノーボード以外のコンテンツも満載です。そんな魅力たっぷりな冬のHakuba Valley（白馬バレー）へ訪れてみませんか？
