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話題沸騰中!
『Snow Peak LAND STATION HAKUBA(スノーピークランドステーション白馬)』を現地リポート!
みんなが安心して楽しめる空間には”ウィズコロナ“と向き合うさまざまな工夫がありました。

2020/05/28 PM1:00

まさに“ウィズコロナ”時代の入り口で待望のオープンを迎えた『スノーピークランドステーション白馬』。体験型複合施設として白馬全体を舞台にした“野遊び”体験を提供しています。観光誘客と徹底した感染症対策を両立させた新しい観光の形とは?

スノーピークの最先端を“購・食・遊”できる体験型複合施設

『スノーピークランドステーション白馬』は白馬駅からほど近い、さまざまなアウトドアショップが立ち並ぶ通りにあります。白馬三山が目の前に広がる雄大なロケーション。国立競技場の設計にも携わった世界的な建築家・隈研吾氏が意匠設計を手掛け、雪の結晶をイメージした天井部分の木組みが特徴的です。「山岳風景を眺めながら外での時間を楽しむ」というコンセプトのもと、テラスや外空間の広さを最大限確保しています。

コロナ禍でスモールオープン実施中の現在は、スノーピークのストアとレストラン、カフェの営業が中心。キャンプギアやアパレルなどを取り扱う直営店は国内最大規模とのこと。ここでしか買えないTシャツやカップなどの白馬限定商品も販売されています。

『Restaurant 雪峰(せっぽう)』では、目の前に広がる白馬山麓の伝統的景観を眺めながら食事を楽しめます。メニューはミシュラン三ツ星の獲得店が監修しています。白馬産の食材にこだわり、前菜として供されるサラダには信州産の旬野菜がふんだんに使われています。自家製ドレッシングが白馬の滋味を引き立てます。

『信州サーモンとハーブ鶏の幽庵ほう葉包み焼き』(1800円)や『自家製生パスタ リガトーニ、信州産ゴルゴンゾーラクリームソース』(1800円)、『信州牛ランプ しょうゆ豆と赤ワインソース』(2800円)、その他アラカルトメニューもラインナップ。併せて、各テーブルには季節のハーブ類が用意され、料理やサラダに加えて味の変化を楽しみながら食事ができます。※価格は全て税抜き

その他、コーヒーを片手にのんびりできるカフェ施設やキャンプ場、愛犬も入場可能な芝生エリアも完備しています。

徹底した感染症対策でみんなが安心して過ごせる空間づくりへ

新型コロナウイルスの感染対策として、現在は長野県内在住者のみを対象にしたスモールオープン中です。“ウィズコロナ”状況下、どのような感染対策をしているのか、スタッフの栗栖望さんにお話しを聞きました。

※撮影のためマスクは外しております

*具体的にどんな対策をしているのでしょうか? 「まず、健康状態等を確認する項目にチェックし、氏名・住所・電話番号を記載して提出いただいております。身分証の提示と手指の消毒、検温を経て、入館いただいております。連絡先の提出は、万が一感染者が発生した場合、速やかに後追いができるようにするためです」

*レストランなど食品も扱うので一層の対策が必要ですよね? 「レストランは通常70席ですが、30席まで間引いて営業をしています。レストランは予約制にさせていただき11時半~、13時半~、17時~の3回転のみでの提供に限定しています。レストラン入口では再度アルコール消毒をしていただき、各テーブルにも消毒用のミニボトルを設置しました」

*その他工夫している点はありますか? 「週末など多くの人が訪れた場合は入場制限をさせていただいております。入館やレジをお待ちの際にお客様がソーシャルディスタンスを保てるように床に等間隔の目印も設置いたしました。その他、ドアノブなどのこまめな消毒や換気など基本的な対策も徹底して行っています」

*従業員さんの意識はどうでしょうか? 「お客さまの安全・安心はもちろんですが、同時にスタッフの安全も確保する必要があります。出勤前の検温は義務化し、レジ前にはアクリル板の設置や、マスクを着用しての接客をさせていただいております。お客様もスタッフも安心して楽しめる空間づくりが重要だと考えています」

*緊急事態宣言が解除されたとはいえ、オープンに関して地元の反応はどうでしたか? 「スモールオープンする際は地元の方からもさまざまなお声をいただきました。具体的な対策を提示し、それをしっかり実行・徹底していく姿を見せていくことで理解も得られていると感じています。当施設は地元との融合もコンセプトにしていますので、村や観光局などとも密に連携をとらせていただきながら営業していきたいです」

*“ウィズコロナ”“アフターコロナ”の時代を見据え、今後の観光産業について思うことはありますか? 「これまでより一層、自分たちだけの空間や体験を重視していくのではないでしょうか。観光に対する価値観も変わりそうですよね。受け入れ側としては今の対策を引き続き徹底していくことはもちろんです。地元との連携・協力も不可欠で地元の人が安心して住める環境、観光客も安心して訪れることができる環境づくりを意識して営業をしていきたいです」

人と人・人と自然をつなげるプラットホームに

『白馬』と聞くとスキーなど冬をイメージする人も少なくないのではないでしょうか。しかし近年は暖冬の影響もあり、冬の観光産業だけではなく1年を通じてのマウンテンリゾートとしての白馬への集客を目指しランドステーション白馬は設立されました。

施設内には白馬村観光局(インフォメーションセンター)も設置され、白馬村全体の情報発信の拠点という位置づけにもなっています。観光客を施設にとどめるのではなく、村内のさまざまな人や事業者と連携したコンテンツの提供で、白馬を周遊しながら楽しめる取り組みを計画しているそうです。栗栖さんは「観光客と地元住民・自然を結びつけるプラットフォームのような役割になりたい」と語っています。

今後は野遊び体験メニューを展開

グランドオープン後、白馬全体を舞台に“野遊び体験”ができるサービスの提供を予定しています。スノーピーク製品のレンタルに加え、特製ランチや温泉入浴、e-BIKE(電動アシスト自転車)のレンタル、リフト券などをパッケージにされたサービスです。
e-BIKEをレンタルすればサイクリング体験をしながら白馬の自然を楽しめます。サイクリングコースは地元事業者や村と連携して整備。リフトやゴンドラに乗り、山頂でのピクニック体験も可能です。隈研吾氏と共同開発したモバイルハウス『住箱―JYUBAKO-』に宿泊する宿泊プランも用意されています。キャンプギアはすべてレンタルできるので、手ぶらキャンプも可能です。

地元住民と観光客が交流する場として、施設内の芝生エリアで地元農家とタイアップしたマルシェや焚火を体験できるイベントなども計画中とのことです。“地元との融合”をテーマにした『スノーピークランドステーション白馬』。白馬全体を舞台にした“野遊び”体験を提供する注目のスポットです。


Snow Peak LAND STATION HAKUBA(スノーピークランドステーション白馬)
住所:長野県北安曇郡白馬村大字北城5497
電話番号:0261-75-1158
受付時間:11:00~19:00
定休日:水曜日
https://www.snowpeak.co.jp/landstation/hakuba/

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