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『善光寺御開帳』。最新イベント開催決定!!

七年に一度開催される『善光寺前立本尊御開帳』。普段は御宝庫に保存されている善光寺の秘仏・前立本尊を公開。その御利益を求めて、前回は延べ707万人が訪れました。
今回は、4月3日(日)から6月29日(水)の88日間に実施されるさまざまな行事をまとめてご紹介します。善光寺御開帳の歴史を学び、七年に一度の特別な機会を見逃さないよう、参考にしてみてください。

更新日:2022/07/01

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TOP PHOTO:©︎善光寺

※掲載情報は、感染症対策により変更にある場合があります。最新情報は公式ホームページをご覧ください。
https://www.gokaicho.com/

善光寺御開帳とは?

©︎善光寺

およそ1400年の歴史を持つ国宝・善光寺。日本最古といわれる「一光三尊阿弥陀如来(善光寺如来)」を御本尊とし、すべての人々を受け入れる、特定の宗派に属さない無宗派の寺として知られています。現在は、その寺務を浄土宗、天台宗が受け持ち、護持・運営を行っています。
七年に一度行われる善光寺御開帳では、絶対秘仏である「善光寺如来」を模してつくられた前立本尊が公開されます。善光寺の歴史やいわれを説いた物語『善光寺縁起』によると、善光寺如来は、仏教伝来の際に日本国に渡来。その後、長野に移って10年経ったころに、自身のお告げにより秘仏化されたのだそう。
鎌倉時代に善光寺如来を模してつくられた前立本尊でさえも、普段は御宝庫に保存され数え年で七年に一度の御開帳の時にしかその姿を現すことはありません。御開帳中、善光寺本堂前に高さ約10メートルの回向柱(えこうばしら)が建立されます。参拝者は前立本尊と「善の綱」で結ばれた回向柱を触ることで、ご利益を受けられるといわれています。

善光寺御開帳の行事

©︎善光寺

回向柱受入式 3月27日(日)

善光寺如来との結縁が叶う回向柱を、松代から善光寺本堂へ

御開帳期間中、本堂前に建立される回向柱が長野市松代の回向柱寄進建立会から善光寺に寄進される「回向柱受入式」。
善光寺は過去11回の火災に見舞われ、現在の本堂は1707年に再建されました。再建の際に松代藩が建築の監督を任された縁で、回向柱に使われる杉の木は300年以上に渡り松代から寄進されています。
式の当日、回向柱は大名行列や姫行列とともに、松代の町中を練り歩いたのちに善光寺へと運ばれます。

実施日時

3月27日(日)14:30~

前立本尊御遷座式 4月2日(土)

前立本尊を御宝庫から本堂へとお運びする

©︎善光寺

「前立本尊御遷座式(まえだちほんぞんごせんざしき)」は善光寺御開帳に先立って、御宝庫に安置されている前立本尊を本堂に遷す儀式。白装束の男性たちが前立本尊を安置した厨子を担いで参道を歩きます。
御遷座式に引き続き「回向柱開眼法要」が行われ、回向柱に善光寺如来の魂を宿し88日間の御開帳の幕開けとなります。

実施日時

4月2日(土)15:00~

開闢大法要 4月3日(日)

前立本尊を御宝庫から本堂へとお運びする

©︎善光寺

御開帳初日、6:00からのお朝事で御遷座式で運び込まれた厨子が開かれ、七年ぶりに前立本尊が姿を現します。お朝事に続いて行われる「開闢大法要(かいびゃくだいほうよう)」では天台宗大勧進、浄土宗大本願それぞれの住職による開闢大法要が営まれます。

実施日時

4月3日(日)10:00~

中日庭儀大法要
浄土宗・4月23日(土) / 天台宗・5月7日(土)

善光寺御開帳の最大の盛儀!華やかな雰囲気の中で執り行われる大法要は見逃せない

浄土宗の中日庭儀大法要 ©︎善光寺

御開帳期間中の主要行事「中日庭儀大法要」。前立本尊を称えるため、回向柱の前で法要が行われます。浄土宗、天台宗の僧侶がそれぞれの日程でお経を唱え、法要後は本堂の回廊から蓮の花をかたどった5色の紙製の花弁をまき散らします。
それぞれの宗派で法要や服装が異なる華やかさにも注目。天台宗は本堂と世尊院釈迦堂の2箇所で法要を実施。浄土宗の住職は水冠という被り物をつけ、きらびやかな法衣で並びます。

実施日時

中日庭儀大法要(浄土宗)4月23日(土)10:00~14:00(仮)
中日庭儀大法要(天台宗)5月7日(土)10:00~14:00(仮)

結願大法要 6月29日(水)/ 前立本尊御還座式 6月30日(木)

前立本尊が再び御宝庫へと戻ります

©︎善光寺

御開帳の終わりを告げる「結願大法要(けちがんだいほうよう)」。浄土宗、天台宗それぞれの僧侶によって法要が営まれます。
翌日の「前立本尊御還座式」で、前立本尊は白装束の男性が担ぐ輿に乗せられて、御宝庫へと戻ります。

善光寺周辺での実施イベント

善光寺花回廊 ~ながの花フェスタ2022~
5月3日(火・祝)~5日(木・祝)

©︎(公財)ながの観光コンベンションビューロー

©︎(公財)ながの観光コンベンションビューロー

例年ゴールデンウィーク中の三連休に実施される『善光寺花回廊』。長野中央通りが歩行者天国となり、花鉢で模様をつくるタペストリーガーデンや花壇装飾が並びます。善光寺に向かう道すがら、色とりどりの花の展示を楽しんで。

実施期間

2022年5月3日(火・祝)、4日(水・祝)、5日(木・祝)

ながの衹園祭屋台巡行 6月12日(日)

©︎善光寺

『ながの祇園祭』は、善光寺山門の南西に位置する弥栄神社の祭礼。戦前は京都・八坂神社と広島・厳島神社と並ぶ“日本三大祇園祭”として知られていました。2012年から毎年7月に開催されていましたが、新型コロナウイルスの影響もあり今年は3年ぶり、御開帳会期中に前倒しの開催です。当日は、善光寺門前町の22の町が所蔵する屋台が長野の中心市街地を練り歩いたり、獅子舞が舞ったりと華やかな祭りムードが街にあふれます。

開催日時

6月12日(日)

長野 神仏武 九社寺めぐり参拝朱印帳
販売中~6月29日(水)予定

©︎(公財)ながの観光コンベンションビューロー

令和3年「戸隠神社式年大祭」、令和4年「善光寺前立本尊御開帳」の開催を記念して、長野市の善光寺、戸隠、松代の9つの社寺をめぐる専用御朱印帳を頒布しています。
すべての御朱印を集めた方には記念品のプレゼントも!

実施期間

~2022年6月29日(水)予定
朱印帳 1冊 1,500円
朱印 戸隠神社五社(奥社・九頭龍社・中社・火之御子社・宝光社) 各400円
   善光寺、善光寺大勧進、善光寺大本願 各500円
   象山神社 400円

 ※朱印は紙札での頒布になります

まとめ

2022年の御開帳は新型コロナウイルス感染対策を講じ、例年よりも約1ヵ月長い88日間の実施となります。分散参拝を心がけ、七年に一度の御開帳を楽しみましょう。

☞善光寺御開帳交通案内
https://gokaicho-jutai2022.com/

<著者プロフィール>
文:ナカノヒトミ
1990年生まれ / 長野県佐久市出身。2017年よりフリーライターとして活動開始。どこでも地元メディア『ジモコロ』などウェブメディアを中心に執筆を行う。2018年4月に雑貨屋〈シンカイ〉の店長になり、佐久市から長野市に引っ越す。2020年に出産し子育て&仕事の日々。

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